一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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メロンパン
今日、久しぶりにメロンパンを見かけたので買ってきました

メロンパン#1

ところで、メロンと言えば今でも高級果物の代表格ですが、
私の子供の頃には、何かの祝賀会や結婚式、葬式などでしかお目にかかれないシロモノでした
マスクメロンなんて滅多に口にできない遠い存在で、大体の家庭ではマクワウリで代用しておやつにしていました
私の祖母も夏になると八百屋で買い込んできて、井戸水に暫く浸けてひんやりとさせてから
『今日は”まっか”あるでぇ』 と家族に呼びかけていました
”まっか” はこちらの方言で、マクワウリを省略した呼び方です

余談はこれくらいにして、みなさんが 『メロンパン』 と聞いて想像されるのは、
おそらく丸くて、黄色くて、亀の甲のような模様の刻まれたクッキー生地に砂糖を塗し・・・・
中がふわふわ外がサクサクという洋風菓子パンの代表格のような姿でしょう

ところが一部の地方、京都、神戸、広島あたり限定で ”まっか” を模したようなうり坊スタイルのをメロンパンと言い、
全国区で出回っている方の ”丸いメロンパン” は ”サンライズ” と言って区分けしています
どういうわけか、この習慣は当地でも大阪は圏外、広島でも呉を中心とした地域限定のようです
しかも、中年以降の若い世代では ”サンライズ” が ”メロンパン” だと思ってる人が普通のようにも感じます

そんなうり坊スタイルの ”メロンパン” は、中に漉し餡、それも白餡が包み込まれているのが定番です

メロンパン#2

今日買ってきたメロンパンにも、ちゃんとお約束の白餡が入っていました   \(^^@)/

この話、どれだけの人に通じるか不安の方が多いですが、
全国展開のスーパーやパン製造会社が市場を席巻しているご時世では、
このうり坊スタイルのメロンパンも、そろそろ絶滅危惧種リスト入りしそうに感じて、
一抹の寂しさを覚えるのでありますよ



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雨の日
 
雨の日#1


今日からGW突入とか、コロナ禍の2年間で低迷していた行楽の足が少しは戻りそう、
なんてことをマスコミが詠い、わざわざ渋滞道路を探して出掛けて中継、騒ぎ立てています

私が働き始めたのは高度経済成長でイケイケだった頃、
しかも勤務先がプラント設備メーカーだったので、
盆と正月、そしてGWの大型連休は絶好の大型工事の書き入れ時、
休みが取れたことはなく、浮かれた世間とは無関係に働いておりました

世間の連休から外れた時期に年休を1~2日取り、
静かな各地に出掛けてのんびり過ごすのが、いつものことになっていました
そんな生活環境でしたので、後年転職してGWが休めるようになっても、
わざわざ混雑と喧噪に身を置く気にもならず、引きこもっているのが習慣でした

さてGW初日、当地は朝から梅雨時のような雨模様で、
時に雨音がするほど、時にシトシトピッチャンと陰気に降り続いております

いつしか春が過ぎ、そろそろ初夏の気配が濃くなり、
ご近所のバラの垣根も見ごろになっていました
低く垂れ込めた雨雲で薄暗い中、雨粒を抱えられるだけ抱えて咲く、
鮮やかな紅い花が目に沁みて刺激的、暫し見とれていたのであります



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桜満開
 
桜満開#1


我が町内のNさん宅の三角庭に咲くソメイヨシノ、今年も魅せてくれました
私がずっと定点観測点で眺めてきたY字路の桜、近年の咲き頃どおりに咲いてくれています
周囲の家並みは建て替えが進み、見える景色はじんわりと変わってきましたが、
Nさん宅の家屋とそこに咲く桜は変わらない景色を見せてくれます

いつしか春になりました
この変わらぬ風景をいつまで楽しめるでしょうか


さて、まだ冷え込みを感じる早朝、
通勤で急ぎ足の人々が徒歩で、自転車で、足早にこの横を通って駅への道を急ぎます

桜満開#2

大半の人々はこの桜を一顧だにせず、忙しなくただ通り過ぎるだけですが、
時折、一瞬歩を緩めて見上げ、安心したように先を急ぐ人もいます

実はこのアングル、隣家の解体が終わって更地になったからこその見通しで、
こうして我家の和室にある掃き出し窓から見られるのは、私が中学生だった頃、
ほぼ60年ぶりに堪能できる景色であります  ・・・あの頃はだるまポストでしたが・笑
この更地に次の家が建つまで、この景色を楽しませていただきます



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要配慮
ロシアの身勝手で一方的な理屈で突然始まったウクライナ侵攻戦争は、既に1ヶ月を経過、
ウクライナの激しい、おそらく予想以上の抵抗でなかなか進捗せず、長期化と泥沼化が懸念されています

情報統制の大本営発表で嘘八百を吹き込まれているロシア国民を除き、
世界中の大半の人々はその暴虐による惨状を目にして心穏やかではありません
その(おそらく)正確な情報は現地の市民や赴いたジャーナリストによって届けられています

TVのニュースワイド番組でも現地と直接結んでの中継レポートを頻繁に届けています
既に何人ものジャーナリストが不幸な戦場死をされている中、現地の緊迫感が伝わってきます

無神経#1
 この画像は当記事を書く機会となった放送と直接関係ありません ・・・現地中継画像イメージです

あるニュース特番でのヒトコマ
・・・現地と直接つないだ中継で、対話形式で5分ほどのコーナーが設けられました
現地側はキーウ市内に在住の日本人の一般市民、こっちは番組MCの女性アナウンサーです

「本日は危険な環境の中ありがとうございます」 「現況はいかがですか?」
『今は比較的静かで、時折遠くに爆発音がする程度です』 『特に危険は感じません』
というやりとりで始まり、実際の現地画面は顔出しの室内でした

『危険がないと仰いましたが、具体的にキーウ中心部からの接続でしょうか?』
「はい、キーウ中心部大統領官邸の近くのホテルのロビーに居ます」
『では、官邸が見えるほどの場所なんですね』 「はい、上階の窓からは見えます」 

ちょっと待ってくださいね
実際にドンパチやっている戦場での所在場所を詳細に聞き出してどうするんですか!
もしロシア側関係者が日本でこの放送をライブで見ていて現地に連絡したら、
現地で顔出しレポートしている人のところにスナイパーが急行しかねません
現地状況を慮るよりも、視聴者により具体情報でインパクトを伝えたいという意識が勝ったのか
相手は一般人ですから、聞き出し方のもう一工夫、少しでも危険回避の配慮が欲しかったですね

こっちはほぼ完璧に安全が保証されている環境、あっちはほぼ完璧に身に危険が及ぶ環境、
ここに現地と当地の9500キロの距離と根底にある危機意識の歴然たる差を感じた次第です

私は決してMCアナウンサーを責めているのではありません
十分に相手への気遣いもされていて、平常時なら何ら問題になるやりとりではありません
しかし、あちらは戦場という特別な場なので、念には念を入れて言葉と態度を選ばないといけません

ウクライナ支援でも、ロシア批判でも、自分の立ち位置はあくまでも安全な日本の現在地、
一呼吸置いて、現地で自分が同席していたらどう聞くか、どう言ってもらうか、
という丁寧な俯瞰的配慮が欲しいと感じたのです

クリミアでも、南オセチアでも、シリアでも、紛争レポートを何度も見聞しましたが、
現地でレポートする人は皮膚感覚で安全管理ができているので意外と冷静、
こっち側が逆に配慮しすぎて余計なことを言ったり、情緒的表現をしたりで危うい、
こう感じてしまうことが毎度のことでしたので、今回も気になっておるのです



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喫茶店
私が日常の買物で歩く道すがら、拙宅の最寄り駅近くに1軒の喫茶店があります
高架駅沿いの道路に面していますが、この界隈に他に店もなく、人通りが少ない場所です

喫茶店#1

コンクリート打ちっ放しの無愛想なビルの1階で、
表に窓もなく、中の様子はうかがえませんので、一見客には些か敷居が高いかも

この喫茶店のユニークな点は、ずっと全席喫煙席のポリシーを貫いていること、
入口横の案内看板に 「当店には禁煙席はありませんので、タバコが苦手な方はご遠慮を」 と詠っています
いわゆる昔ながらの喫茶店スタイルで、常連客がウダウダとたむろして紫煙を燻らせ、
自宅以上に寛げる場を提供しています
わざわざ遠方から自転車やバイクで通ってくるお客さんも多いようで、いつも何台か駐まっています

近年喫煙者にはますます厳しく、喫茶店でも全席禁煙がスタンダードになってきていますが、
このような個性的で頑ななお店が堂々とあることに爽快感を覚えます

私は喫煙習慣があるのですが、一服に気を遣うのがイヤで、
寛いで一服したいのに周りを気にし、緊張を強いられるのに耐えられません
なので、自宅から外出する時にはタバコは持たず、喫煙もしません

実はそんなこんなで、私はこの店を利用したことがありません
かつて母が存命で、まだ自分の足でたまに買物などで外出できていた頃、
時々 「買いもんで草臥れであそこの店で一服してきてん」 とニコニコ顔で帰ってきてました
外出先でちょっと寛いで一服できるところ、母には嬉しい場所だったようです

何かと世知辛い世の中になってきていますが、
このように大らかな店もあっていいんじゃないでしょうかね




テーマ:タバコ - ジャンル:写真

春めく
 
春めく#1


夜明が早くなり、夕方も随分明るさが残ってきています
南隣のお宅の1軒が更地になり、我が家の庭も差し込む暖かい陽光に包まれてきています

庭仕舞で整理した庭木で僅かに残した寒椿と侘助も、
植えて初めての陽光に驚いたのか、2度咲いてしまいました
1月下旬から1回目の開花があり、それはほどなく散ったのですが、
2月下旬には2度目に咲き始め、メジロが蜜を吸いに来て啄んでいました
それもそろそろそれも散ってきて、3度目はないかな・・・

今冬は寒暖差が日によって激しく、身体がついていけないくらいでしたが、
この陽射しはそろそろ本物の春を感じさせます
まだまだ空気は肌感覚で冷たいですが、確実に春が来ているようです

今週末には最高気温が20℃になることも考えられるとか、
洗濯物も1日で乾いてくれるようになりました・笑



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空家解体
我家のある住宅街は開発当初から60年余り経ち、
住人の高齢化が進む一方、当初からの住人の大半が親子代替わりしていますが、
退去されてそこに別の人が転入して住み替わりというケースも多くなっています
近年は住人はそのままでも、老朽化で解体されての建替というケースも多くなりました
特に最近目立っているのは、退去された1軒のお宅を解体し、2軒に土地分割して新築入居というパターンです
分譲地としては、当時では標準的な1区画50~60坪でしたが、そのゆったり感は徐々になくなっています

各地の年数の経った住宅地では放置空家の問題がいろいろ出ているようですが、
我家のある住宅街は駅近で利便性が高く、人気のある住宅地ですので、その気になればすぐに買い手がつきます
どうしようもない空家が残って、荒れ果てて手つかずという事例が稀であるのが救いです

そんな中で、我家の背中合わせ南隣のお宅が10年近く無住空家だったので、少々気になっていました
三十数年前に1軒の平屋にお住まいだった方が転出され、
ややあってその土地を2分割して2軒の二階家となり、新しい方が入居されました
その1軒に壮年ご夫婦でお住まいでしたが、やがてご主人が亡くなり、、未亡人がお一人で守っておられました
家に愛着もあり、まだまだお一人で住まわれるご様子でしたが、ある日、涙ぐんで転居のご挨拶に見えました
諸事情は敢えてお聞きせず 「それは寂しくなりますね」 とお見送りしました

以来人の気配なく、ベランダの手摺が錆びて朽ちかけてゆくのをを心配しておりました
今年になり、不動産業者がこの家を解体して新築販売するのでよろしくと連絡してきました
おそらく、未亡人がこの家に戻ることを考えて手放さなかったと推察しますが、ひょっとして亡くなったのか・・・・、
相続された親族が売却されたのか・・・、などと不謹慎ながら無責任な想像をしてしまいました

となると、話は早く、1月末には養生シートで囲われ、すぐに解体工事が始まりました
空家解体#1 空家解体#2

空家解体#3
庭越しの目の前に養生シートの壁が建つと、ものすごい圧を感じて少々ビビってしまいます

2日ほど間が空いて重機が入り、「ぐゎっしゃ~ん」 「どすん」 と賑やかになりました
特に何かが飛んできて、とか、被害があるということはありませんでしたけど、
工事は日中だけですが、5日間ほど、音と振動にあまり落ち着かないのでありました
空家解体#4

概ね解体が終わり、養生シートが外されると、何とも見晴らしのよい景色となりました
こんなに南の空は開けていたのね、などと妙な感動を覚えた次第です
空家解体#5 空家解体#6

1~2日で整地が行われ、あの未亡人の思い出が一杯詰まった家屋は跡形もなくなり、更地となりました
いつも定点観測で撮影する桜の木のあるY字路と郵便ポストも、我家2階のベランダから直接見ることができます
空家解体#7

我家二階のベランダから南側の景色を眺めるのは、実に三十数年ぶりのこと、
ここに住み始めた頃は、二階の南窓から我が母校が見え、遙か向こうの生駒山麓も遠望できたのですが、
田圃がすっかり開発し尽くされ、でんと座った何棟ものマンションに改めて驚かされたのであります
私は今の地にずっと住んでいたのでその変化の大きさに実感がなかったのですが、ブラインドが外れた今、
改めて過ぎ去った年月の長さと、その間の劇的な様変わりを再認識した次第です

更地となった隣家跡の南道路側、定点観測点まで出向きますと、懐かしの我家が遠望できました
・・・半分だけですけど・笑
空家解体#8

実は、我家の旧家屋を現家屋に建て替えてから33年、南面から眺めたは初めてでして、またまた感動してしまいました
この景色を眺められるのもここに家が建つまでの短い間、それまでにしっかり目に焼き付けておきましょう



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