一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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船渡御
いよいよ若者がおしゃたか舟を抱えて海に入り始めました。
今まで炎天下の神事につきあわされていたためか「おお、気持ちええなぁ」などと喜んで入っていきます。
(1) 船渡御#1
                                           この写真は再掲です。

先に海に入った気の早い若者は、もう「おしゃたかぁ」と叫んで舟を放り投げ始めました。
(2) 船渡御#2

このあたりまで入っていきますと28mmではきついので、40mmのカラーに切り替えます。
全員無事に入水したようです。最後の「おしゃたかぁ」が聞こえてきます。
写真の正面の舟は一番船で若者がちゃんと式次第どおり海に入ってくれるかどうか見届けています。
右側の舟は七番船のプレス用船で、皆さん取材で頑張っていらっしゃいます。
一番前には一人3役の明石CATVのお兄ちゃんが頑張っていました。
(3) 船渡御#3

一番船から「そろそろ行くでぇ」と声がかかり、若者がおしゃたか舟を押しながら港口を目指します。
(4) 船渡御#4

港の出口が近づいてきますと、そろそろ押されてきたおしゃたか舟を引き上げ始めます。
昔は港外まで押して出たそうですが、最近は事故防止の観点もあり、
若者が調子に乗って頑張りすぎないよう早めに引き上げるようになっているそうです。
(5) 船渡御#5

もうそろそろ防波堤の切れ目までやってきました。防波堤の外は流れの速い明石海峡です。
この頃になると、ついてきたダイバーさんから「そろそろ上げたってくれぇ」という声がかかります。
ぼちぼち泳ぐのが限界に来た若者が出てきたようです。
(6) 船渡御#6

港外に出る頃には全員舟に上がってしまいます。
(7) 船渡御#7

この後、港外で隊列を整えて七隻の祭船が防波堤あたりをぐるりと回り、岩屋の神を迎えます。
神を迎えるおしゃたか舟は、先にお祓いを受けた10艘のうちの1艘、
おしゃたか舟で放り込まれた9艘以外のとっておいた1艘が担当します。
港外でこの1艘は海におろされ、一番船にロープで曳航され、
海上で宮司が宝剣を海に献上する儀式が行われて海上の安全と豊漁を祈り港に戻ってきます。
港に戻ったら先の9艘ともども10艘揃って改めて船渡御無事終了のお祓いを受けます。
最後に波打ち際で宮司がお清めの塩を海に向かって撒き、全ての神事が終わります。

昔は明石から淡路島近くまで泳いで行き、神様を迎えていた神事だったそうですが、
近年ここの通過船も格段に多くなり、これだけの距離を泳げる漁師も数が揃わなくなり、
安全重視の時代の趨勢もあって、今では漁港を出た近くだけで行われるようになりました。
それでも、この伝統神事が代々伝えられ、なお実行する地元明石の漁民たちの熱い心意気意を感じました。

私たちはこの後余所に行くことにしていましたので、仕舞い神事はパスさせてもらいました。


Voigtlander BESSA R4A / ULTRON 28mm F1.9 ASPHERICAL / NEOPAN 400 PRESTO ND-76 1:1 23.5℃ 8分
Voigtlander BESSA R3A / NOKTON Classic 40mm F1.4 SC / FUJICHROME PROVIA 100F (RDP III)

テーマ:日本の祭り - ジャンル:写真

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