一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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江井ヶ島漁港
明石漁港で『おしゃたか舟神事』を楽しんだ後、西へ約10Kmの江井ヶ島漁港に移動しました。
明石魚港は明石市の東端の方、この江井ヶ島漁港は西の端にあたります。
JRの駅ですと山陽本線の大久保と魚住の間、山陽電車だと江井ヶ島駅になります。
このあたりまで来ますと淡路島も遙か彼方に見え、海は瀬戸内海の大きな広がりになります。

タコと言えば明石、明石漁港と思われますが、実はお膝元の明石漁港のタコの水揚げは少なくて、
この少々離れた江井ヶ島漁港が明石ダコの水揚げでは飛び抜けています。
また、この港周辺は太公望には有名な釣りスポットで、いろんな魚種の釣りが楽しめます。

(1) 江井ヶ島漁港#1

港内の広さ、岸壁の長さや高さ、船の数、いずれも明石漁港を圧倒しています。
こちらにはこのように数えるのもしんどいくらいの、タコ漁の漁船のほか、
底引き、まき網、はえ縄漁船など、イカ釣り船から観光遊漁船まで繋がれていました。
水揚げの多いものは、イカナゴ、タコ、イワシ、タチウオ、アジ、カレイ、スズキ、マダイなどなど。
昭和30年代後半からは海苔の養殖にも進出し、今では一大産業になっています。
ここも明石漁港同様にこの日は休漁で、静かなものでした。
漁師さんも手入れに来た方数人と出会っただけです。
(2) 江井ヶ島漁港#2

これが明石の蛸壺です。
以前ご紹介した潮の速い加太の蛸壺はコンクリートで固めた相当重いものでしたが、
ここまで来ると潮の流れも緩やかですので、この程度の蛸壺でも安定するようです。
(3) 江井ヶ島漁港#3

これが蛸壺を沈めたところに目印で投入する浮子です。
ここに旗を立て、浮子棒の色と旗で誰のものか宣言します。
(4) 江井ヶ島漁港#4

港内にはいくつかの小さな船溜まりがあり、生け簀や仕掛け漁の小振りな作業船がたくさん係留されていました。
また、海苔養殖の作業船の大半もこのサイズの小船で行います。
(5) 江井ヶ島漁港#5

今日からはこんな漁港の風景を並べてゆきたいと思います。


Voigtlander BESSA R4A / ULTRON 28mm F1.9 ASPHERICAL / KODAK 400TX  ND-76 1:1 23.5℃ 8分

テーマ:漁港 - ジャンル:写真

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