スタートしたのは別所という土地、そこから東北へ安満、萩之庄、梶原と由緒ある地名が続きます。
この細い道路をなんと高槻市営バスが日中1時間に1~2本の間隔で走っています。
対向車が出くわしたら大変です。バスが相手だとバス停か待避スペース以外では
どこかの路地か庭先に逃げ込まないとすれ違えません。
昔からの集落があったところでは特に道路が細く、乗用車同士のすれ違いもままなりません。
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くねくねと自転車を漕いで走っていると結構な坂道になり、そのピークで檜尾川を渡ります。
檜尾川は天井川ではありませんが、山系から急流で下ってくるので暴れ川になります。
そこで高い堤防が築かれており、地平からはヒーヒーと登らないといけません。
この檜尾川の踏切と鉄橋、その前後の築堤は鉄ちゃんの間では有名な撮影ポイントです。
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旧西国街道の南側では昔からの農家が多く、沿線には結構田畑が広がっています。
この家並みの裏に回りますと一面の田圃です。
右に折れる細い路地に入りますと、だらぁとした下り坂になっていて、そのまま農家の庭先に入るか、
離れや作業小屋の横を通って田んぼに突っ込んでゆく農道になっています。
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旧西国街道の北側はもうすぐに山肌が迫っており、中腹を名神高速道路が走っています。
北側には野菜畑や果樹園が多くなります。
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このくねった山裾の細い道を、参勤交代の西国大名たちが行列を作って江戸に向かったんですねぇ。
もう、我が家から3Km以上走ってきましたなぁ。そろそろ梶原に差し掛かります。
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