ここは農場だけでなく周りの昔からの田畑も残っており、田園風景を堪能できます。
ここが京大農場の入口です。
この中は大学構内ですが、通路は一般人車も自由に通行できます。
ただし、奥の方ではすれ違いも困難なほど細くなっていますので、
地元の慣れた人しか通りません、、、というか通れないでしょう。
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農場門柱の前は阪急電車の高架橋になっています。
高架沿いには古くからの道幅の狭い道路も走っています。
(2)
農場に入って並木道を進み、途中で横を見ますと、そこは昔ながらの田圃です。
最近は大分浸食されて住宅街に変わってきていますが、ある距離からこっちは開発ストップ。
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農場を通り抜けて北側に出ますと、ここも田圃と畑が広がっています。
向こうの方にはJRの線路と車庫があり、実にのどかな雰囲気です。
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田圃や畑越しにJRを走る特急電車も眺められます。
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農場の果樹園越しに振り返ると、阪急電車が高架を走るのも眺められます。
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駅からも近くて便利なこの辺りが何で田畑で残ってるかと言いますと、
実はこの農場を中心とした耕作地一帯が弥生時代の集落の遺跡である、
ということが以前一部を発掘した時に発見されたんです。そこでこの土地をどうするか、
ただいま議論中なので手がつけられないというのが、そもそもの理由です。
バブル崩壊までのイケイケ時代にはここを大規模開発してスポーツセンターにという構想があり、
京大も立ち退きにほぼ合意していたイキサツがありましたが、
このところの開発行政の頓挫と見直しにより、ここを遺跡公園にしようじゃないかという
意見が優勢になってきています。私はもし手を入れるならその方がありがたいなと思います。
願わくばこのまま手をつけないでそっとイナカを残して欲しいのですが、それは場所柄ムリかなぁ・・・
Konica MT-100 / KONICA LENS 34mm F4.5 / NEOPAN SS ND-76 1:1 23℃ 7分