昆陽池(こやいけ)は8世紀の頃に行基の指導で農業用水の溜池として作られたという古い人工池です。
ここは近畿でも有数の野鳥が来る水辺として有名で、野鳥ファンが引きも切らずやってきます。
近年拡張され、昆陽池と隣接貯水池の2つの池を中心に昆虫館などを整備した広大な公園になっています。
こちらの貯水池の畔では今の季節ならゆりかもめが乱舞し、水面を鴨がのんびり泳いでいます。
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公園は市民の憩いの場となっており、季節を問わず人が訪れてそれぞれが楽しんでいます。
伊丹市は若い新世代の市民も多く、商業地の開発が今でも盛んです。
公園に来る人も若い人が目立ち、子供の姿も多く見かけます。
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昆陽池本体は自然の池畔が残されていて、多くの白鳥が自然放養されています。
そして中央部に人工島が作られ、それが日本列島の形をしています。
大阪空港(伊丹空港)を利用したことのある人なら、離陸した飛行機が大きく左旋回しながら南に向かうとき、
旋回中の左窓下に大きな池と日本列島形の島を見たことがあるでしょう。
残念ながら地上からでは日本列島が分かりませんので、今回写真は撮っておりません。
ということで、ここでゆっくりした後今回の伊丹探訪を終了しました。
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