一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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6300系終焉
以前にも何度かご紹介しました阪急電車京都線の特急専用車6300系がいよいよ終焉を迎えます。
阪急の広報によりますと、2/21~28の間引退記念運転を実施するとのことでした。
既に本線運用については1編成だけしか残っていなかったのですが、
実は正月明けからは予備車扱いとなっていて運用からはずれていました。
今回の引退記念(復活)運転で2/28をもって本線営業運転を終了するとか。
2/24~28の間は引退記念ヘッドマークをつけての運転となるようです。
この最後に残った1編成については当面車庫待機の予備車となる模様で、
何かのイベントの折には臨時列車などで出てくるかもしれません。

いよいよこの名車の35年間の活躍に終止符を打たれるということで自転車を漕いで撮りに行ってきました。
撮影場所は阪急京都線高槻市-上牧間です。

河原町7:30発の梅田行き6300系通勤特急がやってきました。2ドア車のサイドラインが美しいですね。
(1) 6300系終焉#1

この編成は梅田着8:17、折り返して8:24発の河原町行き通勤特急として戻ってきます。
先の下りは檜尾川鉄橋のところで撮りましたが、こちらは上牧寄りの新幹線との合流点付近で撮りました。
(2) 6300系終焉#2

6300系特急車は3ドアの9300系クロスシート車に置き換えられることになっていますが、
増備中の9300系車両は先日第11編成が投入され、特急全車置き換えの準備が整いました。
現在は置き換えの移行期間ですので、9300系は特急のみならず快速急行や準急などでも使われています。

これがその最新第11編成です。この日は準急に使われていました。
9300系では行き先・列車種別表示がLED表示になったため高速シャッターではまともに写りません・涙
(3) 6300系終焉#3

1/60以下の低速シャッターですとちゃんと写るのですが、その速度では肝心の電車がぶれてしまいます。
今後LED化が進むと鉄ちゃんは撮影で悩むことになるでしょうなぁ・・・・


阪急では3月14日にダイヤ改定が行われ、スピードアップと列車種別の変更・整理が行われます。
そこで気になっているのが、朝のラッシュ時に3往復だけ2両増結の10両編成で運転されている
快速急行の扱いなんです。現在は河原町を出た電車に桂駅で2両増結して梅田まで走り、
梅田から折り返して桂駅まで来たところでこの2両を開放するという運用になっています。

ご存じのように長期不況と通勤通学乗客の減少が続いており、関西圏では毎年2%程度減っているようです。
阪急は元々ラッシュ時でも殺人的混雑にならないサービスレベルでしたが、最近は余裕が出ており、
増結・開放の要員と手間もバカにならず、10連運転は廃止の方向でないかと感じていました。
以前に比べると現在でも10連の運転本数は減っており、実際に乗っても吊革には十分掴まれます。

加えて昨年から駅で配られるポケット時刻表から10連の表記が消えました。
実際に普段乗っている人だけがどの電車が10連かを知っているという状態が1年ほど続いています。
これは10連運転廃止の準備ではないかと感じていた次第です。
ひょっとしたらこの3月のダイヤ改定で全滅、あるいは順次削減で消滅の方向か、
という感じを受けていましたので、ついでに10連快速急行の写真も撮っておきました。

河原町7:22発の快速急行がやってきました。
堂々の10両編成です。前2両が桂で増結された電車です。8個のパンタが壮観ですね。
(4) 6300系終焉#4

その快速急行が梅田で折り返し、8:17発の河原町行きで戻ってきました。
(5) 6300系終焉#5

通り過ぎた電車の後部には先ほど先頭で梅田に向かっていた増結車がついています。
(6) 6300系終焉#6
左にカーブしたところで高架に登り、新幹線と並走します。
向こうに見える高架線路を新幹線が走っていたらよかったんですけどね・笑

その次、8:33梅田発の河原町行き快速急行が続いて戻ってきます。
(7) 6300系終焉#7

先の電車は7300系でしたが、この電車は基本の8両が8300系です。
増結用の2両は7300系のみですが、7300系、8300系のどちらにも増結できるようになっています。
(8) 6300系終焉#8
ですので、通り過ぎた電車を後ろから見ると、前と後で形式が違い、顔つきも違っています。

もう1本10連の快速急行が走りますが、2種類の組み合わせが見られたので3本目はカットしました。
2/24からの「さよなら」ヘッドマーク付6300系が走り出しますと、多くの鉄ちゃんが群がって
自由に撮影するのが困難になるんじゃないかなと思いますので、早めに撮っておきました。
既に今月に入ってからは、駅のホームでは撮り鉄がたくさん来ていて結構な賑わいになっています。
先日来鉄ちゃんのマナー違反で列車を止めたり、警察が出動したりと実に嘆かわしい事態が起きています。
そんな騒ぎに巻き込まれたらこちらが災難、人が群がるところには行かないようにしています。

この記事を見て、「じゃぁ、せっかくだから見に行ってみようか」と思い立たれた方、
最後の勇姿、ラストランを是非見送って、そして乗ってやって欲しいと思っています。
くれぐれも、乗務員や駅員にストレスをかけないよう行儀よく見てやってくださいね。


SONY α700 / SIGMA APO AF ZOOM 70-200mm F2.8 EX DG



2010.5 追記

廃止が懸念された朝ラッシュ時の10連運転ですが、3月のダイヤ改定以降の4月5月も残っています。
朝の河原町発梅田行きの快速急行3本は河原町を8連で出発し、桂で梅田寄りに2両を増結して10連になります。
そして梅田からはそのまま河原町行きの快速急行として走って来まして、桂で2両を切り離し、
8連になって河原町に向かいます。その後は通常の8連運用で走ることになります。
厳密には桂―梅田間で10連運転をしていることになりますが、兎にも角にも生き残ってくれました。

10連運転を開始した当初には、10連の形で桂から河原町に回送し、河原町発車時から10連というのも
あったのですが、いつの間にか桂で増結の2連を営業運転中に連結開放するようになっています。

京都本線の8連は9300/8300/7300系の場合8両固定編成を基本的に組んでいます。
ただ、8300/7300系では一部梅田寄りから2+6両に分割運転ができるようになっているものがあり、
多客時の嵐山線の区間運転や本線と嵐山線直通臨時電車の運転で6両編成として走れるようになっています。
朝の快速急行で10連になるものにはこの2+6連の編成が基本的に使われているようです。
ですから、10連運転のときには2+2+6連の編成になります。
これは、運転席分の広さがデッドスペースとなるため、ラッシュ時に8連の混雑緩和と
10連の混雑度とのバランスを考慮したものと思われます。

なお、阪急では編成の中間に来た運転台は連結面を開放し、隣の車両にスルーできます。
ですので、2連増結したからといって隣の車両に移れない窮屈さはありません。
増結した車両と基本編成の間が通れない運用が他社では多いのですが、阪急は必ず通れるようにしています。



テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

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