場所は奈良県高取町で、飛鳥の石舞台や高松塚古墳、キトラ古墳、巻向遺跡などに囲まれている
いにしえの大和朝廷発祥の地と言われているあたりです。
近鉄吉野線の壺阪山駅からバスに乗り、壺阪峠のちょいと手前に壺阪寺があります。
阿部野橋駅から30分に1本の急行で1時間弱、そこから1時間に1本のバスで15分ほどかかります。

何でそんなところまで、自宅から2時間半もかけて電車とバスを乗り継いで行ったかと言いますと、
こちらは浄瑠璃「壺坂霊験記」、お里・沢市の物語で有名な眼病封じの寺なのであります。

こちらでご祈願をしていただけるのでありますよ。
と申しますのは、きわめて個人的な事情ながら高齢の母の白内障が進み、
元々片目が不自由でしたが、見えていた方の目も悪くなってきたので致し方なく、
どうしても手術をしなければならなくなったので、代参したという次第です。

これが壺阪寺の縁起であります。

ご祈願をいただきまして、お守りと朱印を頂戴し、何とか役目を果たしたのでありますが、
早朝から電車を乗り継ぎ、うろついてましたので腹が減ってきました。
ということで寺内の茶屋で早めのお昼をいただくことにしました。

いただいたのは勿論ゆかりの「沢市定食」で、「メグスリの木茶」というジャパニーズ・ハーブティもついておりました。
香の物についてきた「ちえ地蔵味噌」という金山寺味噌が実に美味かったので、これは土産に購入しました。
ということで、帰宅しましたら大層喜んでおりました。

久しぶりに遠出をして少しシャシンしてきましたので、壺阪寺の様子を明日から出してゆきます。
FUJIFILM Finepix F710 / IR76
NIKON D40 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 GII ED
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