ここはソメイヨシノ主体で造林された桜苑で、満開の頃には全天桜で覆われた状態になります。
(1)

既にソメイヨシノの満開からは10日ほどもたっていますので、このあたりはほぼ葉桜になっています。
満開の頃にはここに人が溢れ、桟敷は順番待ちの状態だったのでしょう。
まだその余韻は感じられますが、既に商売をしている店は1軒もありません。
昼夜無く賑わっていたここも、そろそろ撤収作業に入ろうかという雰囲気になっておりました。
(2)

(3)

足元を見ればまさに落花の舞、地面は桜の花びらでいっぱいでした。
(4)

人の気配がほんの数日無いだけで蜘蛛の巣が張ってしまうんですね。
シーズンが終わった海の家を連想してしまいます。
(5)

やっと見つけた店の関係者はせっせと後片付けをしておりました。
(6)

1年分の稼ぎを花見の半月ほどでやっつけてしまうとまでは思いませんが、
それでもこの掘っ立て桟敷でお稼ぎになったんでしょうなぁ。
PENTAX K10D / SMC PENTAX 15mm F3.5 I、smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited