一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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蹴上の現役旧跡
蹴上の取水場には2つの目的があり、1つは先にご紹介した上水を得るための浄水場への取水、
もう一つは蹴上水力発電所への発電用水を貯水するための取水です。

インクラインの北側にある発電所の貯水池からはこの太いパイプで一気に水を落とします。

(1) 蹴上の旧跡#1

パイプは山の斜面をこのように下って行きます。
ちなみに、蹴上発電所もこの導水パイプも現在は関西電力の管理下ですが現役設備なんですよ。

(2) 蹴上の旧跡#2

このパイプはインクラインとほぼ並行していますので、振り返るとインクラインを散策する人が見えます。

(3) 蹴上の旧跡#3

導水パイプとインクラインの間の坂を下って行き、南禅寺への散策路と交差してパイプが潜り込むあたりに
インクラインをくぐる古い人道トンネルがあります。

(4) 蹴上の旧跡#4

このトンネルはこっちの方言で「まんぽ」と言うらしいのですが、インクラインを斜めに横切っているので、
レンガ積の構造が偏角圧力に耐えられるように螺旋状、ライフルの溝のように斜めに積まれています。
それでこのトンネルは「ねじりまんぽ」と呼ばれています。

(5) 蹴上の旧跡#5

この「ねじりまんぽ」をよそで見たことはないのですが、他にもこのような構造のものはあるようです。
土盛り線路を横切ってくぐるトンネルを「まんぽ」と言うとのことですが、
隧道技師だった父親からもこの言葉を聞いたことがありません。
「まんぽ」がどのような語源から成立したのかは、私は知りません。


SONY α700 / SIGMA AF ZOOM 18-125mm F3.5-5.6D DC


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