それぞれの中央には池が配置されているのですが、南は小さいもののあと3つは大きく、
それぞれの表情が少しづつ違い、水路でつながっていまして、各々大きな存在感を示しています。
この日は澄んだ空気で日差しによる影もくっきり、
木立の木漏れ日や水面の照り返しがいろんな光と影の綾を見せてくれました。
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中神苑と東神苑の間辺りでは湧き水がせせらぎを作って清水を供給しています。
西神苑と中神苑には菖蒲池があり、シーズンには見事な花が水面一杯に楽しめます。
その菖蒲池の水はあくまでも澄んでいて、実に清らかな風情を見せてくれます。
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東神苑には泰平閣という京都御所から移築され橋殿があり、
屋根の下、欄干沿いのベンチで休息しながら山水庭園を愛でることができます。
観光客にも人気のある、この神苑随一の眺望スポットです。
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この泰平閣のある東神苑の池は流れもなく、菖蒲も蓮もなく、よく見られる池の風情ですが、
これはこれで水面の眺めとしては良いもので、泰平閣のベンチに腰掛けて池に泳ぐ鯉と遊べます。
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ここでそろそろ午後4時頃になりましたので、そのあとそぞろ歩きで白川沿いに下り、
地下鉄と阪急で西院に行き、いつもの『カメラのふじもと』になだれ込んだのであります。
PENTAX K-x / smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL