「大江山の酒呑童子」でお馴染みの大江山の膝元で、妖怪伝説があるほどの山深いところです。
ここに京都府の天然記念物に指定されている「才の神の藤」があります。

これがその神の藤のほぼ全景で、山間の狭い谷間にひっそりと、それでも華麗に咲いております。
先の大町の藤に比べると、立派なものではありますが、小規模ではあります。

その天然記念物たる所以は、この欅と合体してしまったような根本から生える一本?の藤の木で、
推定樹齢は2000年、元々はこの地に自生していたヤマフジを手入れしたものだそうです。

根元は何がどうなっているのやら、ややこしくて分かりません。

とにかくそこから上に向かってウニュゥ~~と伸び、藤棚にブワァ~~と拡がっております。


元々が自然木なので、人の手で端から植栽された藤に比べると、かなりワイルド感がありました。
SONY NEX-3 / E16mm F2.8
PENTAX MZ-S / smc PENTAX-FAJ 18-35mm F4-5.6 AL / NEOPAN SS ND-76 1:1 23℃ 7分