
『へ~~、これが2000年もんの藤かぁ・・・』と、訪れた誰しもがまず全体を見渡すのであります。
藤棚に近づいてじっくり拝見しますと、その枝ぶりはゴツゴツと力強く、
背景には鬱蒼とした山の雑木が迫ってきて、その花の可憐さがなおさら際立って美しく見えます。
藤棚を伝わせ、見栄えを上げているとはいえ、自然を生き抜いてきた生命力を感じさせます。



ここで発見したカメラ女子は、如何にこの感動を捕らえようかと手を変え品を変え、
熱心に藤の花にアタックしておりました。その情熱たるや恐るべし、
この子に負けたらイカンぞう、と我らロートルカメラ男子も背筋を伸ばしたのであります。

この子は将来が楽しみですね。果たして我らがクラブに入会してくれるでしょうか。
先々が何とも心もとないオヤジは、真剣に思ったのでありますよ。
PENTAX MZ-S / smc PENTAX-FAJ 18-35mm F4-5.6 AL / NEOPAN SS ND-76 1:1 23℃ 7分
SONY NEX-3 / E16mm F2.8