一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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阪急摂津市駅
阪急摂津市駅#1

阪急京都線の摂津市駅は2010年3月14日に新規開業した阪急で最も新しい駅です。
世の中のエコブームに乗り、日本初の「カーボン・ニュートラル・ステーション」としての誕生です。
キャッチフレーズは「エコで始まる新しい駅」となっており、さまざまな環境施策が盛り込まれているんだとか。

当駅の一般的想定エネルギー消費量の約半分は、太陽光発電や全面LED照明の導入などで節減し、
残り半分は二酸化炭素排出権購入により、名目上の環境負荷ゼロを謳っています。
も一つ実感としてはピンと来ませんが、省エネに努力したのは間違いないようです。

当駅は各駅停車のみが停車し、準急以上の優等列車は通過します。
線路は地平の既設本線をそのまま使用し、それを挟み込むようにホームが2面あります。
ちょうど上り電車が入ってきました。2300系7連の各駅停車高槻市行きです。
現在2本だけ7連で生き残って、本線の各停や準急に使用されていますが、
50年という車齢を考えると、この姿が見られなくなるのもそう遠いことではないと思います。

阪急摂津市駅#2

日中閑散時間帯には、基本的に上りは高槻市行きの電車が10分おきに、
大阪方面への下りは市交堺筋線乗り入れの天下茶屋行きと本線梅田行きが交互に10分おきに来ます。
上り京都方面ホームで入ってくる電車を見ますと、地下鉄堺筋線から乗り入れの大阪市交66系車両8連でした。

阪急摂津市駅#3

元々京都線の茨木市-正雀(しょうじゃく)間には駅が無く、
一面の田圃の中を一直線に走っていましたので、電車が最もスピードを出せる区間でした。
私が学生の頃には車重50トン超(満員で70トンとの説もあり)のデイ100が
105キロ制限めいっぱいの高速で轟音を響かせて疾駆したところです。

その駅間最長区間に、大阪モノレール開業に合わせ連絡駅として南茨木駅が設置され、
更に昨年、住宅開発が進んできたこと、南茨木駅が茨木市駅に近く偏っていること、
南茨木-正雀間がまだまだ長いことにより、この摂津市駅が設けられました。

ちなみに駅間距離は、
茨木市-1.9Km-南茨木-2.0Km-摂津市-1.5Km-正雀
で、昔は5.4Kmの間に駅はありませんでした。
現在は高槻市-上牧間4.3Kmが駅間最長区間です。

駅を出た南茨木(京都)寄りすぐには踏切があります。
そこから正雀方面を眺めますと、ずっと直線区間であるのがよく分かります。

阪急摂津市駅#4

大阪方面ホームがある東口が摂津市駅の正面になります。
京都方面ホームのある西口にも改札口が設けられていますが、
両ホームは地下道でつながっていますので、どちらの改札口を入っても両方向の電車に乗車可能です。
駅舎の風体は、伝統的な阪急タイプではなく、今どきのスマートな(平凡な)造りになっています。

阪急摂津市駅#5

駅正面ロータリーを挟んだ所には、摂津市内初めての阪急の駅ということもあったのか、
どえらい開発費をかけた「摂津市立コミュニティプラザ」が駅開業に合わせて作られました。
これを核に一帯を再開発したいという意図があるのでしょう。

阪急摂津市駅#6

なんと、このプラザは駅に面した側が駅に向かってなだらかな斜面になった盛り土となっていまして、
遊歩道が設けられ、花や樹木の植栽がされています。その丘?に登りますと、こういう景色が広がります。

阪急摂津市駅#7

向こうに小高くなったところは千里丘、かつては田圃と里山で、ぽつんと毎日放送のスタジオがありました。
暫くぶりにあの方面を望みますと、すっかり住宅が建て込んできていました。

丘の頂上テラスから駅を見ますとこういう見え方になります。

阪急摂津市駅#8

このような開発があって駅の必然が発生したのか、駅ありきで開発に走ったのか、
よくは分かりませんが、車窓から見える田園風景が消えたことは間違いありません。
なお、この区間は高架工事の予定もあるようで、いずれはこの駅も高架駅になると思われます。
そういう前提で考えると、エコの名の下の安普請も「さもありなん」と納得できます。

この記事は少々辛口の記述になっていますが、
私が初めてこの駅に降りて、周りりを歩き、素直に感じた感想を記述したもので、
だからああしろ、こうしろと意見を言ってるような、いわゆる他意はありません。
単なる素直な感想です。


SONY NEX-3 / SONY E 18-55mm F3.5-5.6 OSS


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