一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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神社とラブホ
私がかねてから不思議に思っておりましたのは、男女の縁にご利益がある神社の近所には、
必ずと言っていいほどのラブホテル街があるのです。大阪の生玉神社傍にも一大ラブホ街があります。
私の友人にラブホを経営している男がおり、そ奴に聞いてみたら、「よう気ぃついたな」とニヤリ。
「そらぁ、業界の常識やで」と笑っていて、肝心のことは言ってくれません。”企業秘密”だそうです。

ここは安井金毘羅宮、「安井神社」とも「安井の金毘羅さん」とも「安井さん」とも呼ばれ、
地元ではつとに有名なところです。TVのバラエティ番組や雑誌の穴場情報で紹介されてからは、
観光客もかなり増えてきています。それも、かなり女子比率が高いのです。

場所は祗園のすぐ南側、建仁寺と東山通の間にあるこぢんまりとした神社です。
ここの北からの参道入口は、がっちりラブホで固められております。

神社とラブホ#1

南側にも東山通から入る参道がありまして、ここもがっちりとラブホが押えております。

神社とラブホ#2

”それ”さえ気にしなければ、内部はよく手入れされた神社そのもの、
ほぼ終わりかけの紅葉も実に見ごたえのあるところであります。

神社とラブホ#3

天智天皇の頃に藤原鎌足が当地に藤原家一門の繁栄を祈願した仏堂を建立したのが、ここの始まりと言われています。
その後崇徳上皇、後白河上皇の加護を受け、一時は応仁の乱で荒廃したものの復活、神仏混交し、
金毘羅権現・源三位頼政を合祀し、安井の金毘羅と称したところで現在の姿になったようです。
明治の廃仏毀釈令により寺院部分は廃寺となって、現在の神社のみの姿につながっています。

金毘羅信仰に加えて、崇徳天皇の御神徳で良縁結びとともに悪縁切りのご利益でも高名であります。
それがためか、「縁」を切りたい人、「縁」を結びたい人が訪れるところとなり、特に女子人気が高いらしい。

神社とラブホ#4

悪縁は惚れた腫れたの男女関係にとどまらず、人間関係全般に加えて、病気や不慮の事故、災難、悪運、
飲酒・喫煙・ギャンブル・悪癖などの悪習慣、借金、犯罪なども包んでおり、広く悪からの縁切りに霊験があるそうです。

神社とラブホ#5

悪縁切り、良縁結びを願い、この日もお札を貼り付けた石をくぐる祈願のため大勢が行列を作っておりました。
写真の後方にちらっと写っている、こんもりした白い塊がそれであります。
方法は、形代と呼ばれるお札に願い事を書き、境内にある「縁切り縁結び碑(いし)」を表から裏へとくぐって悪縁を切り、
次に裏から表にくぐって良縁を願う、という一連の行為が必要。
体格のよろしいご婦人のお尻が引っかかって通れず、難行苦行という光景もよく見られます。

しかしねぇ、今回行ってみてびっくりしましたよ。
2~3年前なら、いつ行っても待っているのはせいぜい10人まででしたが、
この人数はどうしたことでしょう、ざっと100人がとこ並んでおりました。
貼られたお札も格段に増えたのか、くぐる願掛け碑もえらく大きくなって、背の高さを超えていました。
以前は腰の高さほどの小ぢんまりしたもんだったんですよ。
私がご案内して何人かのお仲間をお連れしましたが、あの頃とは比べ物になりません。

さて、いろいろ薀蓄を並べ立てましたが、肝心の「ラブホの謎」は、結局未解決のままであります・笑


FUJIFILM FinePix S5 Pro / TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (A14)


テーマ:京都の風景 - ジャンル:写真

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