一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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祗園
ここは祗園のメインストリート、四条通から花見小路を少し南に下がったところです。
近年観光客が増え、しかもこの日は競馬開催日で、場外馬券売り場に行く人も入ってきて、
朝からどえらい人出になっておりました。

祗園#1

このところ諸事情で大陸からのけたたましい観光客が減っていますので、
比較的静かではあるものの、それでもざわざわとして落ち着きません。

相変わらず観光客の会話からは、「今日は舞妓さんは出てこないのかなぁ」なんてのが聞こえてきます。
あんさん、そらぁむりでっせぇ。舞妓はんの仕事は夕方からなのが普通、
お昼時分にこんなとこうろついてませんで。もしいてたら、それは儲けもん、喜びなはれ。
普段は今頃部屋着でおうちにいてはります。外にいてたら、たぶんお座敷とちゃう仕事が入ってますのんや。
・・・こう言いたいところをグッと我慢して、聞き流しておりました・笑

さて、アタシはこのような喧騒は苦手なので、すぐに横道に逃げ込みます。
こちらにも観光客は流れてきますが、それは微々たるもの、自分のペースで歩けます。
料亭などでは夜の商売に向けて、ぼちぼちと準備にかかっていました。

昔では考えられなかったことですが、一見さんに予約なしでランチやディナーを提供するお店も、
お値段はそれなりですが、ちらほらと出てきました。店前のメニューなんてのも散見できます。
とりあえず祗園の料亭の雰囲気を味わいたい方には、朗報かも。

祗園#2

料亭は大体二階がお座敷、昼は日除け、夜は目隠しで簾がかかっております。

祗園#3

玄関口の上にはお決まりの鍾馗様が魔除けの睨みを効かせておりました。
こちらの玄関はお向かいと正対していますので、
直接お向かいを睨む失礼がないないように、ちょっと視線をずらせております。

祗園#4

所々には更に奥に入って行く路地が秘密めいた風情でひっそりと通っています。
訳ありや訳の分った旦那さんなどは、この奥の看板もないお店にそっと消えてゆくのであります。
当然入れるのは常連さんやそのご紹介を受けた人だけ、一見ではムリです。
ここはもう打ち水もされ、いつでもおこしやすという雰囲気でお客を待っておりました。

祗園#5

意外かも知れませんが、こういう路地の並びの間には、お寺さんも軒を並べています。
門は開け放たれておりますが、ちゃんと柵を立ててあり、認められた訪問者しか入れません。

祗園#6

我々凡人は、こんな所にすいすいとは入っていけませんが、
たまに“カオ”の効くお方に連れて行ってもらったりすると、きちんとおもてなしして頂けます。
ここは普段の私たちの生活とはかけ離れた空間ではありますが、
だからと言って、遠い遠い手の届かない世界でもない、不思議なワンダーランドです。
子供の頃から見慣れた世界でもありますので、私はここが好きです。


FUJIFILM FinePix S5 Pro / TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (A14)


テーマ:京都の風景 - ジャンル:写真

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