一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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明石天文科学館
子午線交番から北へ戻り、人丸前駅のガードをくぐり、人丸山へ向かう坂道を上ること200mほど、
明石天文科学館に到着しました。
右に見えるドームがプラネタリウム、左の塔の天辺にあるドームが天体観測室です。

ここが開館してそう年数の経っていないころ、
まだ中学生だった私は、大の天文ファンの同級生に付き合ってよくここに遊びに来ました。
あのころは家もさほど建て込んでおらず、街の明かりも少なく、空にはたくさんの星が瞬き、
天文台からは多くの星の観測ができました。今では天体観測にも苦労するでしょうね。

明石天文科学館#1

ここは下の南側が長寿院というお寺の墓場、背後の北側は人丸山の月照寺というお寺に挟まれた傾斜地でして、
まぁ町に近い天文台としては良い地の利ではあるのでしょうが、何となく異様な雰囲気を感じます。
この建物の塔と尖った壁のラインが子午線を現しています。

明石天文科学館#2

さて、子午線標識の4ヵ所目はそのラインの足元にあります。

明石天文科学館#3

このトンボがじわじわと動いて現在時刻を示す仕掛けになっています。

明石天文科学館#4

明石天文科学館の奥に裏山(人丸山)へ上って行く階段道があります。
鬱蒼とした樹木の中を進んで行くのが、天文台という施設と妙にアンマッチ・・・・

明石天文科学館#5

その中腹に塚が一つありました。
特に説明書きがないのでよく分かりませんが、これも柿本人麻呂を祀ってるんでしょうかね。

明石天文科学館#6

その塚をあとに更に石段を登りますと、登り切る直前にこんなプレートがありました。
これがトンボの標識、5ヵ所目の標識であります。

明石天文科学館#7

登り切った人丸山の頂上近く、月照寺の南面車止めの崖際に通称トンボの標識があります。
球の上にトンボがとまった標柱ですが、これが赤トンボの東経135°標準時子午線標柱です。
あの見上げて首が痛くなる天文科学館の塔が目の前に見え、結構な高さであるのが分かります。

明石天文科学館#8

標識にトンボが採用されている理由は、トンボを”あきつ”と呼び、
日本の古い名称である秋津島(あきつしま)を象徴しているためだそうです。

この場所からは明石市街や瀬戸内海、淡路島が展望でき、遠くには明石海峡大橋も望めます。
有史前からこの地は風光明媚な景観の観賞地だったのでしょう。
柿本人麻呂もここからこの景色を(勿論昔々の景色ですが)眺めたのでしょうか。

明石天文科学館#9


これで明石市内にある子午線標識を全部回りました。
ひょっとしたら、私の知らんものがあるかもしれませんが。
なお東経135度の標識は、神戸市や三木市、そして兵庫県を縦断して日本海側の京都府久美浜町まで、
全部で20ヵ所以上も一直線に(当然ですが)点在しているようです。


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          / TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (A14)
          / Tokina AT-X124 PRO DX 12-24mm F4


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