一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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明石海峡大橋
いよいよ舞子公園まで降りてきました。公園は無料で市民に開放されています。
舞子公園は、兵庫県が明治33年(1900年)に天下の景勝地を初の県立都市公園として指定し、
以来100年以上にわたって整備を続け、明石海峡大橋の開通の時にほぼ現在の形になりました。
総面積は76haという広大なもので、残念ながら護岸で砂浜が少なく、橋の下で海辺には降りられませんが、
瀬戸内の美しい景色と壮大な明石海峡大橋を愛でながらゆっくりと散策ができます。
白砂青松の頃、明治天皇がことのほかここを気に入られ、7度も行幸されたそうです。

明石海峡大橋#1

明石海峡大橋は橋長3911m、ケーブルを支える2つの主塔間の長さ1991mで、世界一の吊り橋です。
そして、主塔の高さは海面上約300mで、これは東京タワーに近い高さとなります。
この主塔には時々見学ツアーが企画されまして、天辺まで登ることができます。
上った人のレポートを拝見しますと、とんでもないど迫力で肛門が酸っぱい口になるそうです。

その吊り橋を吊っているケーブルを引っ張っているのがこのアンカレイジ、
明石側と淡路側に1個づつ据えられていまして、直系85m、地下65mというどでかい鉄筋コンクリートの塊です。
見えているのはそれをカバーしている鉄筋コンクリートの箱です。

明石海峡大橋#2

この吊り橋を吊っているのがこのケーブル、太さがよく分かるよう通りがかりのおっちゃんに入ってもらいました。
このケーブル2本で6万トンの世界一の長大橋を吊っています。
ケーブルはワンセットあたり290本のストランド(ワイヤーの束)でできており、
1ストランドあたり127本の直系5mm強のワイヤーで構成されています。

明石海峡大橋#3

数字をいじくり回して大きさに感心しても、実感はイマイチ、そこで橋の真下に潜り込んでみましょう。
明石側アンカレイジの海岸寄りのカバーの中は、保守基地や展示館になっています。
その入口から橋の下面を見上げるとこんなスケール感になります。

明石海峡大橋#4

この場所で橋の下面までの高さは約40m強になります。
ここで振り返って淡路島方向を眺めますと、こんな感じです。

明石海峡大橋#5

この橋の中にはプロムナードという海に向かって150mほど進んで行くことのできる遊歩道があります。
海面上50m近い高さで、透け透けの足元から海を見て歩くスリルはかなりのものですよ。

明石海峡大橋#6

元々この橋は道路鉄道併用橋として計画され、瀬戸大橋と同様に二層式で開通させる予定でしたが、
測量と設計を進めるうちに、鉄道を通すと耐荷重強度の問題で主塔間を縮める必要があり、
アンカレイジも必然的に海側に引っ張り出され、海中に設置しないといけないことが分かりました。
結局潮流の激しいこの場所では、コスト、難度、工期の面から断念されたということです。
鉄道が通るはずだった橋の鉄骨構造体の中が空洞になっていますので、保守用通路を確保するとともに
観潮遊歩道も設けてしまった、という次第です。保守用動力台車もこの中を走ってるんですよ。


FUJIFILM FinePix S5 Pro
          / TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (A14)
          / Tokina AT-X124 PRO DX 12-24mm F4


テーマ:橋のある風景 - ジャンル:写真

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