一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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四天王寺庚申堂
超願寺を辞して少し天王寺駅方向に坂を下りますと、今度は四天王寺庚申堂が見えてきます。

四天王寺庚申堂#1

庚申さんと名の付くところは全国各地にありますが、ここは飛鳥時代の創建になるそうです。
四天王寺南門からは300m程もありますが、元々は広大な四天王寺境内の中にあったそうです。
ということは、先の超願寺も境内にあったんですね。昔々の四天王寺の寺域って広かったんですねぇ。

飛鳥時代の末に疫病がはやったとき、天王寺の毫範僧都が人々を助けようと「天」に祈っていたところ、
正月七日の庚申の刻に、年のころ十六歳位の童子(青面金剛童子)が現れ、天の命によって、
除災無病の方便をあたえると告げたので、庚申の日に青面金剛童子に祈れば必ず願いがかなえられる。
青面金剛童子は帝釈天の使者で、仏教系の信仰でもあるが、「天」に祈る、「天の命」と云う事で、
道教系の信仰も入っている。
   と由来にありました。

ということで中に入ってみました。

四天王寺庚申堂#2

結構境内は広く、ガラ~ンと広がっていました。
ここは願い事を持って願をかけるところ、お百度石がぽつんとありました。

四天王寺庚申堂#3

祭神は青面金剛童子や薩田彦神、三猿図などですが、日本ではここが本家本元だったそうです。
ということで、お百度石の頭にも三猿が彫られていました。
お参りのたびに皆さんが撫でるので、すっかり磨り減っておりました。

四天王寺庚申堂#4

お堂や塀の瓦葺きには、立派な鴟尾も乗っかっておりました。

四天王寺庚申堂#5

さて祈願の絵馬には・・・・・
とても切実な事情が書いてありました。身に積まされます。
何やら私がお参りしたような気分になってしまったのですよ。

四天王寺庚申堂#6

ところで、ぶら下がっていたこの絵馬?は、、、、よく分かりません。

四天王寺庚申堂#7

四天王寺周辺にある小さなお寺や神社などは、昔はみんな四天王寺の境内にあった由緒あるものばかりです。
イニシエの信仰は、神も仏も一切拘らず、信仰対象となるものを全て懐深く受け入れていたんですね。
近年の醜い宗教対立を見るにつけ、本来の宗教の原点はこういうココロなんだろうなと感じましたよ。


SONY NEX-3 / E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
SONY NEX-C3 / E 16mm F2.8


テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真

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