コースは川下の南禅寺側から遡る形になります。
最初はちょいと怖い崖上の小径になります。

少し進んで振り返ってみますと、こういう景色です。
画面奥、右に曲がった先のところが水路閣のスタート地点になります。

暫く細いレンガ敷き小径を進みますと、崖が緩やかになってきて土の道に変わり、
山間の木立の間を歩むハイキング気分になってきます。
南に向かって進みますので、森の中の木漏れ日を受けて逆光にゆらめく道筋が心地よいです。

前夜の雨が森の中では乾ききらず、路面はまだ光っておりました。

森林浴を楽しんでいると、もう発電所の貯水池に着いてしまいました。
水路閣から貯水池まで、疎水沿いの山間小径の散策コースは300m程です。
今来た方を振り返ってみますが、ちょいと気分転換に歩くには、少し物足りないくらいの距離でしたね。

これが疎水へ放流するための貯水池です。
画面奥のトンネルが2つ口を開けているところから疎水道が始まります。
その90°左、水門で水量を調節して疎水に水を流しています。
散策道はあそこでお終い、というか、水の流れの始まりで言えば出発点になります。

疎水貯水池の上手には発電所の放水路設備があります。

FUJIFILM FinePix S5 Pro / TAMRON AF ZOOM 18-200mm F3.5-6.3 LD XR DiII [IF] MACRO