一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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蹴上発電所
疏水の流量調整貯水場を過ぎますと、発電所の放水路を跨いで渡る細い通路を通ります。
その通路からは発電機のある下部施設への導水管が足元を通っています。

蹴上発電所#1

この導水管に一気に水を落として発電機を回します。
蹴上発電所は、日本最初の商用発電所で、琵琶湖疏水の水を利用して水力発電を行いました。
1890(明治23)年1月に工事着工し、1891(明治24)年8月に運転開始、
1897(明治30)年に第一期工事が完成しました。
以来何度かの大工事を重ね、1936年(昭和11年)1月にほぼ現在の姿になっています。
現在でも関西電力の蹴上発電所として現役を続けています。

さて、その発電所に供給する大量の水は、琵琶湖第一疎水、第二疏水の水を集め、
蹴上浄水場と蹴上発電所で調整しながら使い、更に市内の疎水に流しています。
勿論発電に使った水も発電所下の貯水池に溜めてから放流しています。

上部貯水池の水はこの調整枡から導水管に導かれます。

蹴上発電所#2

発電所関連施設には、平日休日にかかわらず常に作業で人が入っており、
散策道を通る時にはいつも出合います。この日も水門を調整されていました。
そんな作業員の方々がこの場で小休止されるのでしょう、
枝打ちした樹木を集めて置いて薪にし、冬場は暖をとる焚き火をされています。

蹴上発電所#3

貯水場を過ぎると、蹴上公園になり、インクラインが通っています。
インクラインは、現在では既に用途廃止になっていますが、史跡として保存されています。
現在公園となっているところは、現役の頃には荷物や船の集積所、作業員の詰め所で使われていました。

蹴上発電所#4

現在では、このインクライン沿いにある桜並木が花見の客を呼び、
4月にはびっしりと見物客で埋まってしまいます。
インクラインを下りきると、発電所の貯水池を兼ねた昔の船溜りが公園として残っており、
隣接して京都市動物園があったりしますので、常に行楽の人が行き交っています。


FUJIFILM FinePix S5 Pro / TAMRON AF ZOOM 18-200mm F3.5-6.3 LD XR DiII [IF] MACRO


テーマ:京都の風景 - ジャンル:写真

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