「物事の決まりがつかない」 「かたがつく目処が立たない」 などの意味で使われます。
最近では成句以外では出会わない半死語のように感じていましたが、
祗園祭で山鉾を見て回っていて、本来の意味で使われているのに出会って、妙に感動しました。

埒の本来の意味は、物の周囲に仕切りとして設けた柵のことで、
手改札の頃、駅の改札口付近の柵を訛ってラッチと言っていましたね。
起こりは、馬場の周囲に巡らせた仕切りの柵だそうです。
本来は、埒があく、は、柵内に入れるように出入り口が開けられること、
埒があかない、は、柵の出入り口が閉じられ、柵内に入れないことを言うようです。
PENTAX K-3 / TAMRON SP AF 10-24mm F3.5-4.5 DiII LD [IF]
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