一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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みな月
以前にも一度ご紹介しましたが、今年も ”みなづき” を届けてくださいました。


みな月#1


いわれなどは下の説明書を読んでいただくこととして、
律儀な京都の習わしが連綿と続いているこの大いなるマンネリが、
地元愛をくすぐって、何とも嬉しい気分になるのであります。

作った翌日には台のういろうが固くなってきますので、
当日か遅くても翌日中に食さないと美味しくありません。
・・・ということで、早速渋茶でいただきました。

みな月#2 みな月#3


筍の穂先を使った炊き込みご飯を食べて初夏を想い、
そら豆の塩茹でを摘まみ、
イカナゴのくぎ煮を噛みしめ、
シラスの釜揚げを大根おろしで食べ、
ハモの湯引きを辛子酢味噌で食べ、
そして今日のみな月をお茶請けにと、
月に何度かの機会で季節の旬ものを口にできることは、何と言う贅沢でしょう。

明日からは葛きりや葛まんじゅうが恋しくなる本格的な夏、
コンチキチンの油照りも、もうすぐですね。


SONY NEX-6 / E 30mm F3.5 MACRO


テーマ:季節の風物 - ジャンル:写真

安満遺跡説明会
以前から何度か当ブログでご紹介している拙宅近所の安満遺跡(京大農場近傍)の公開説明会があると案内が来ました。
歩いて5分もかからない場所だし、近隣住民への限定公開がセットされていましたので、行ってみることにしました。

安満遺跡説明会#1

ドン曇りの生憎のお天気でしたが、一般公開の混雑を避けるために出かけた次第です。

安満遺跡説明会#2

受付で入場手続をすると立派な説明パンフをくれました。
その一部をご紹介します。

安満遺跡説明会#3 安満遺跡説明会#4

安満遺跡(あまいせき)は弥生時代の前期から開けた遺跡で、住居や環濠、墓所、耕作地などの集落遺跡としては、
登呂遺跡などよりも起源が古く、おそらく確認できる最古の集落跡ではないかということでした。

元々は九州北部から東進してきた弥生人の一部が、大阪湾に辿り着き、更に淀川を遡ってこの地に着いたと考えられています。
この地を選んだのは、檜尾川(ひおがわ)旧流域の扇状地という肥沃な土壌で、耕作に適していたからだと推察されています。

当初住み着いた弥生人は数所帯と考えられていますが、
当時既にこのあたりに暮らしていた縄文人に水田耕作技術を伝え、融合して力を合わせて開墾し、
農業生産集落としての定住を成し遂げ、700年以上の長きにわたって繁栄したと考察されているそうです。

入口は今回公開区域の南西角に当たりますので、広大な遺跡の北東側、向こうの方、遙か彼方に見えます。

安満遺跡説明会#5

上の写真の左上に見えるのが、何度も皆さんにご紹介している移転退去中の京大演習農場の管理棟群で、
丁度そのあたりが最初にここに住み着いた弥生人の集落であったとみられています。

安満遺跡説明会#6

公開現場の中程まで進み、振り返りますとブルーシートに覆われた発掘中の後期水田跡が広がっています。
集落側から開墾が進んでいたのですが、約2500年前の檜尾川の大氾濫で水田の多くが失われたため、
砂礫で覆われた従来の水田を墓地などに転用し、その外側に新たに開墾を進め、水田を作ったということだそうです。

安満遺跡説明会#7

発掘された初期水田跡では係の方から詳しく説明がありました。

安満遺跡説明会#8 安満遺跡説明会#9

畦で区切られた水田はとても小さい区画で、効率が悪いように見えますが、
扇状地故の傾斜地のため、区画を小さくして平地を確保し、
棚田の要領で上から下に順に水を落としていったから、とのことでした。

また弥生時代は、原始共産主義とも言える共有社会だったので、
区割りによる地権や水利権で集落内で争うことはなかったから、
区割りは作業性優先で行われたからではないかと言われています。

初期の水田は氾濫土砂で覆われてしまった後、主に墓地とされたようで、
その場所には時代によって木棺や甕棺が据えられた跡が残っていました。

安満遺跡説明会#10

また、氾濫で埋まる直前に雨で泥濘んだ田圃を見回った当時の人々が、
泥濘を歩き回った足跡も発掘されていました。

しっかしまぁ、よくこんな崩れやすいと思われるものが残っていたもんですね。
偶に ”古代人類の足跡の化石” なんてのが見つかったりしてますが、
柔らかい田圃の粘土質土壌の上で、しかも土砂堆積が覆っているこのような痕跡を、よく見つけたものです。
丁寧な発掘調査をやっていることがよく分かります。

安満遺跡説明会#11 安満遺跡説明会#12

順路を周り、詳しい説明を聞いて出口まで戻ってきましたら、発掘された埋蔵物の一部が展示されていました。

安満遺跡説明会#13 安満遺跡説明会#14

弥生式土器や矢尻などの石器、、木製農具など、滅多に見られないものも拝見できました。
1時間あまりの現場見学でしたが、2~3千年前に同じ土地に暮らしていた先人たちに思いを馳せ、
暫し悠久の時の向こうを垣間見た気分になったのであります。


SONY NEX-6 / SONY LA-EA4 + SIGMA AF 18-125mm F3.5-5.6 D DC


テーマ:遺跡 - ジャンル:写真

さくらんぼ
 
さくらんぼ#1


今年もそろそろ国産のさくらんぼが店頭に出回ってきたなぁ、
相変わらずいい値段がするなぁ、と思っていたら、
山形県産佐藤錦のL玉をドッチャリコンといただきました。
誠にありがたい!

大玉の肉厚でジューシーなさくらんぼの味は格別です。
早速美味しい旬の味覚を堪能させてもらいました。


SONY NEX-6 / E 30mm F3.5 MACRO


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地域振興券
 
地域振興券#1


最近、地域振興策や地域創生事業やらで各地で発行されつつある地域限定のお得商品券ですが、
購入額の2~3割増し、中には5割増しの利用価値があるとかで、結構な人気のものもあるとか。
中には数分で完売とか、徹夜組もでる長蛇の列のできるものもあると聞きます。

我が町でも発行することになったようで、パンフレットが届きました。
1万円で1万2千円分の買物ができる商品券という、良くあるパターンのものです。
抽選販売なので行列も必要ないし、2割お得だし、とツラツラ眺めてみました。

「ん?! 何で2種類あるの??」
 どうも商店規模に無関係で使えるのが6千円分、中小規模店専用のが6千円分の抱き合わせの模様です。
 この抱き合わせの理由や使い分け方法などには、パンフレットでもWebページでも一切触れられていません。

「その区分けはどうなってるの??」 と、しつこく再度調べてみるが・・・
 実はパンフレットにはその利用区別は一切書かれていません。
 そこでWebページを参照してみましたが、その分類については一切記載されていません。
 ・・・どうも、この ”中小店専用券” がクセモノの予感がします。

「どの店で使えるの??」
 Webページには参加店リストが記載されていましたので、そこを見てみますと・・・・
 いつも買い物に行っているスーパーは掲載されていましたので、ここでは使えそうです。
 しかし、このスーパーは大手なので多分大規模店になり、中小店専用券は使えんでしょうな。

 ならば、いつも行ってる個店営業店は中小店になるだろうと想定されますので、探してみたら、
 ・・・いつものクリーニング店は未参加
 ・・・いつものパン屋さんは未参加
 ・・・いつものお菓子屋さんは未参加
 ・・・時々覗きに行く八百屋さんも総菜屋さんも未参加
 ・・・ と、軒並み使えそうにありません。
 実は、この参加店舗一覧表には、”大規模店” と ”中小店” のどちらになるかの区分が書いてないのです。

この調子だと全店共通の6千円分は使えても、中小店専用の6千円分は使えないで余ってしまいそうです。
利用可能期限が8月20日~12月31日と長いものの、このアヤしい情報だけでは購入するのが怖いです。

・なぜ中小店専用に限定した商品券と抱き合わせにしたか!?
 多分、地元商店会の顔役の顔を立て、地域振興の大義名分を保つというお役人の安直思考であろうと想像します。

・なぜどの券がどの店で使えるのかを店舗一覧表で明示しないのか!?
 利用者の不安解消とか利便性には頭の回らない上から目線の ”べきだ” ”はずだ” 思考のタマモノでしょう。
 それとも、”お得” を煽るだけで売り逃げ、後で臍を噛む利用者には見て見ないフリをするつもりの深慮遠謀かも。

Webページには商店の参加申し込みに関する小難しい規定が網羅されていますが、
そこには大規模店か中小店かを申告する項目はありませんでした。
受け付けてから主催者側が判定するということなのでしょうか。
利用者向けには ”利用可能店にはシンボルシールを掲示します” としか記載してありません。

こんな危ない出たとこ勝負の商品券は買わぬが得、と私は判断したのですが、いかがでしょうか?
私は仮に1冊購入したとしても、中小店専用券は使い残すか要らぬものを買ってしまうか、と思います。
スジを通し、大義名分が立つようにした代わりに、とても使い勝手が悪くなったと私は感じます。



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梅雨入り
今日午前、”近畿地方が梅雨入りしたとみられる” と気象庁の発表がありました。
昨夜来の雨、それも久々の本格的な雨がそろそろ上がるかという頃で、
今日はゆっくりとお天気が回復しているところです。

それに合わせたかのように、我が家の庭にあるアジサイも咲きました。

梅雨入り#1

去年は十輪ほどの花をつけたのですが、今年は二輪だけの寂しいアジサイの株であります。
アジサイの花の付き方はその年によって多かったり少なかったり、かなり変動しますね。
花の色も、年によって青みが勝ったり赤みが勝ったり、微妙に変わってきます。
我が家のは、昨年よりも若干赤みが濃くなっている気がします。


10日ほど前の晴れた日には、この2輪は装飾花が開き、少し色付いてきた程度でした。
梅雨入り#2 梅雨入り#3

それが今日にはこのとおり、梅雨入り宣言に合わせたかのように咲きました。
まだ小さな花本体は閉じたままですので、厳密には開花前ですが、見た目は盛りです。
梅雨入り#4 梅雨入り#5


近年は四季の変化が狂ったり、時期がずれたり、変化が極端だったりしていますが、
花はその変化に合わせてきちんとしたタイミングで咲いてくれるんですね。
自然の底力のすごさを改めて感じてしまいました。

今日はさほど気温も上がらず、多分午後から日が照っても真夏日の30℃には届かないでしょう。
それでも夏特有のジメッとまとわりつく蒸し暑さを感じます。
そろそろ夏本番に備えねば、と感じさせる今日の天気でした。


Nikon Df / AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR


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