一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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マッチポンプ
デイサービスに行かない日の母親は、ほぼ1日家に籠もって居眠りをするか、TVを見て過ごします。
TVではチンケなドラマやストーリーものをやってくれても 『何やってんのかさっぱり分からん』 と不評、
当たり障りのないところで、ワイドショーやニュースワイド番組を掛けっぱなしになります。

私も必然的についつい流し見してしまうのですが、
最近と言うか、相変わらずと言うか、呆れる番組作りが横行していて腹が立っています。

暫く前、伊勢志摩サミットがセットされた頃からは、
「テロ対策は大丈夫か」 「身辺警備は大丈夫か」 「海の守りは・・・」 と、サンザン特集を組み、
政府や自治体の体制や不備?を叩きまくっていました。

マッチポンプ#1
 ( この画像はグーグルマップから借用しました )

ところが、いよいよ観光シーズン到来で、GW真っ盛りの今現在になると、
「地元住民の生活に支障」 「警備が厳重になって伊勢志摩観光関係者が苦悶」 「観光客激減で地元は悲鳴」 などと、
某TVニュースワイド番組で特集を組み、 「困ったことですねぇ」 と人ごとのように嘆いていました。

実は、先の 「警備の手薄」 を流しまくって煽ったのも、この番組だったのです。
おまけに、MCもコメンテーターも、ほぼ同じメンバーなのです。
全体の流れを乱暴に単純図式化してしまいましたが、掌を返したようなこの豹変、
一体当事者はどのような意図、ジャーナリストの良心で伝えているのでしょうか。

たまたま気付いた一事を取り上げましたが、
一定期間流してみると、この類いの 「えっ、この話はどうなってるの??」ということはいくらでも枚挙できます。
この古典的な技法、
火のないところに火を点け、小火を大火に仕立ててしまい、
燃えさかったら押っ取り刀で火消しに回る阿漕な輩のやり口 ”マッチポンプ” を飽きずにやってくれています。
しかし、まだポンプを持ち出せばマシな方、火を点けただけで放っ散らかしの放火事件も多々なのが嘆かわしい。

災害報道においても、当初の絶叫だらけのセンセーショナルな実況のたたみ掛けから、
いつしか人情話のお涙頂戴に移るワンパターン、これも話題を薄くのばしてゆく常套手段ですね。

このようなジャーナリズムとはほど遠い、報道と言うには恥ずかしいことを連綿とやっている連中に、
オピニオンリーダーだとか、正義の代弁者だとか、自己満足してもらいたくはないのです。

私の感じた、ひょっとしたら偏狭な思いつきの独り言ではありますが、
個人的にはジャーナリズムのあり方に非常に危機感を持っておるのですよ。
思い過ごしの杞憂でしょうか・・・・



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