
昨日買い物に出掛けたとき、
昔からやっているお肉屋さんの店頭がいつもと違った景色に見えて、ふと足を停めました
いつもなら大きなトレーに湯気を上げて並んでいるコロッケが、
全部パックに入った形で積まれていたのです
パックには1個入り、2個入り、3個入りがあって、
いつもならバラ売りなのに、買いたい必要数を組み合わせてのパックで売っていました
1個あたり税抜き88円の値段は変わっていません
このコロッケ、サクサク衣に粒々感のある牛肉、そして甘くて食べ応えのあるジャガイモ、
熱々でも冷めていても、冷めたのをチンして温めても、どう食べても美味しいんですよ
いま、日本国中が爆発的流行の脅威に曝されている新型コロナウィルス由来の肺炎対策なのでしょう
訊けば、店にある全ての惣菜をパック販売に切り替えたとのことでした
従来揚げ物は客が自分て適量をトングでパックに取り分けて買っていましたので、
店側の手間とコストの負担も、客側の一手間の楽しみも、当分は我慢です
いつものことながらマスコミ、特にTVワイドショーは大騒ぎ、
注意喚起と世論扇動の狭間の、微妙なラインを行ったり来たりしています
そして、これもいつもながら、ヒステリックにシュリンクさせる叫び声を上げる人や、
根拠ない超楽観論で雰囲気だけ安心させようとする人、必要以上に情報操作(隠蔽?)する人、
有象無象の極論も蔓延しています
コロッケ1個10円の頃から馴染みのおばちゃんと、
『しゃぁないけど、いつまで続くんかねぇ・・・』 と顔を見合わせて溜息をついたのであります