一里塚|シャシンとカメラのお板
日々撮りためた写真やお気に入りのカメラ、プチ薀蓄などをご紹介しています
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訃報
 
 
           訃報#1


4月17日の早朝、突然の訃報が届き、JFC会の発足時からの中心メンバーであるkanさんが亡くなった、と・・・
kanさん(ここでは仲間うちの愛称でお呼びします)とは20年ほど前に私がJFC会に参加した時に知り合い、
同じ団塊世代(kanさんが私より1年上)という気安さもあり、以来なぜかウマが合って頻繁なやりとりをし、
kanさんの住む富士市と我が地大阪とは離れているものの、何度もご一緒して交流を深めていた人物です

JFCは Japan Family Camera の略称で、その昔、カメラが一家に一台で、家族や家庭行事の記録を残すため
”お父さんのカメラ” として活躍して輝いていた、所謂中級機というジャンルのカメラをシンボル化した意味を持ちます
俗に写真趣味というまでではないけれど、ちゃんと使われていた一般的なカメラにスポットライトを中てて再評価しよう、
というカメラ愛に溢れた人々が集う趣味集団で組織され、主にネットを通じて情報交換しています
ですので、メンバーは北海道から沖縄まで、中には海外在住の方まで、広く散らばっています

メンバーの多くはカメラをバラして組み立てたり、改造したり、ジャンクと言われる故障品を復活再生したり、
新たな機能を生み出したり、といったコレクターとは別次元の超マニアックな活動に目を輝かせています
そんなちょっと世間ズレしたというか、偏狭的なマニアの集団ですので、皆さんとても個性的、
特にkanさんはハンマーと金鋸でカメラ修理をすると言われるほどの豪腕マニアでありました
昔日の、調子の悪いテレビを叩いて直す感覚でしょうか・笑
でも、繊細な技術レベルも高く、時計修理のごとくシャッターなどの米粒大部品の修理もやってのけました

普段のメンバー間のやりとりはメールやそれぞれのHP、BLOG、掲示板などで行っており、
時には電話会話を楽しんだり、オフ会と称してこの指集れで気ままな人数で集まったりしています
そんな集団の中で、私とkanさんは比較的交流の頻度が高く、普段は通信手段でやりとりしますが、
時折思いついて 「会おうか!」 ということになって何度かの ”オフ会” を経験させていただきました

下の写真左は2007年6月に北海道のforesterさん、宮城の亜哉さん、静岡のkanさん、大阪の私の4人が、
『中間点で集まろうか』 「やっぱり東京かなぁ」 ということで東京集合した”4人オフ”の時のものです
この写真は、秋葉原駅近の喫煙コーナーで撮ったスナップ写真です
この当時、我ら団塊世代のオヤジ連中は揃ってヘビースモーカーでありました

訃報#2  訃報#3

右の写真は2010年の6月、静岡の清水港に集合した時の”清水オフ”で撮った記念写真です
この時集合したのがサムスルさん、kanさん、nonakaさん、FBCさん、ずんどこさんにつっちゃん、
みやっちさん、そして私の8人でありました
集合のきっかけは、海外赴任から帰国されたサムスルさんの歓迎会を兼ねて、ということでしたが、
サムスルさんの地元でもあり、kanさん、FBCさん、みやっちさんも近隣在住ということで、
清水港を中心に巡ろうという案ですんなり決まりました

トップの遺影写真に使ったkanさんの笑顔は、このオフん時に三保の松原に行き、
皆でワイワイと歓談しながら食事を摂った席で撮影したスナップ写真から切り出しました
普段はこのように大らかで朗らか、嬉しそうにした時の顔が似合う人でした
なおこの遺影写真は、ご葬儀の時に遺影写真としてお使いいただく、とのことでした

最近ではプライバシー保護で顔にボカシを入れるのが常識になっていますが、
今回の記事に限り、楽しげな表情を読み取っていただきたく、敢えて無修正でのアップとしました
実は、これらの写真を探し出すのが大変で、結構苦労しました
普段撮ってる立場の人は、撮られる立場に慣れておらず、レンズを向けると逃げがちになります
ということで、あれだけ常にカメラを持って会っていたのに、殆ど顔写真がありませんでした

このような楽しい機会がまたいつでも持てる、このコロナ禍が治まったらね、なんて話していたのですが、
突然それが叶わなくなり、思い出の記録写真があろうことか遺影写真になってしまいました
本来なら訃報記事、追悼記事ではもう少ししんみりと故人を偲ぶ内容になるべきでありましょうが、
私とkanさんの出会いから普段のおつきあいを思い返すと、楽しかったことばかりなのです
逝去された事実は誠に口惜しく、寂しい限りでありますが、こればかりは取り戻せません
団塊世代の仲間の早世を悼み、心からのご冥福を祈るばかりであります



農場遺構
前回の記事でご紹介しました安満遺跡公園の前身母体である京都大学演習農場の遺構
実に風情ある建物群の一部が修復保全されて残っていますので、今回はそれをご紹介します

農場時代の本棟は上品にレストアされ、来園者用のレストランに改修されました
当時は事務所として使われておりましたもので、内外観ともそのレトロ感が来場者に喜ばれています

農場遺構#1

昔日の光景では、イチョウ並木の黄葉を堪能できた秋の景色が秀逸でしょう
農場遺構#11
 ※ 2014.11.23 撮影
本棟前の車寄ロータリーにびっしり植え込まれたツツジも、初夏の風物詩でありました
そして、真冬に雪が降り積もった風景も、1~2年に1回見られるかどうかのレアな風物でありました
農場遺構#12
 ※ 2011.2.14 撮影

周辺の木々が多く伐採され、昔日の”森の中の建物”という風情から
”広場の建物”という雰囲気に変わった印象ですが、これは公園の性格上仕方ないでしょう

この本棟の裏側に回ってみますと、この景色が当時の雰囲気を一番残していると感じます

農場遺構#2

現役当時は、ここは大学の管理区域の中でも”関係者以外立入禁止区域”でしたので、
この見え方は、一度許可を得てカメラなしで入場した時の記憶の風景に近いです
当時は、この自販機はありませんでしたけどね・笑

次に本棟西側に隣接する大教室(講堂)の方にに回ってみます
当時はこのアングルの背中側、講堂西端の場所にフェンスがあったため、ここまで入れませんでした

農場遺構#3

ほぼ同じアングルで撮った当時の写真がこれです
農場遺構31
 ※ 2007.9.16 撮影

ここはかなり以前から教室としては使われておらず、雑然とした物置様でありましたが、
今回の保全工事を経て内部は昔の教室であった状態に再現されていました

中には入れませんので、窓ガラス越しに覗いたら、こんな感じになっていました

農場遺構#4

昔はまさに廃屋の物置でしかありませんでした
農場遺構#41
 ※ 2012.11.25 撮影

一旦建物群を離れて少し東に移動し、昔から一般開放された南北連絡道路があったあたりから振り返ってみた風景です

農場遺構#5

ここからの眺めは長年慣れ親しんだ景色で、時折作業する関係者の姿が見えたりして、
農場に来たな、と実感できるアングルであります

昔日の見え方は、こんな感じでした
木々がさっぱりと刈り込まれ、こんもり感は失せましたが、この本棟裏側の光景は農場時代そのものです
農場遺構#51
 ※ 2011.5.5 撮影

さて、西側を振り返っていたアングルを東に180°回しますと、
南北連絡道路をはさんで広大な果樹園が広がり、目の前は2百種を超えるナシの品種が植えられた梨園でありました
今は一切の果樹が伐採され、広大な芝生広場になっています

その南側、今は阪急電車線路寄りのかなり広い一画に”子供ランド”が設けられていて、
この日も多くの子供が訪れ、はしゃぎまくり、走り回って実に賑やかでした

農場遺構#6

その昔、果樹園であった頃はこのように実に整然と植えられていて、
1品種数本ごとに区分けされて厳密に管理されていました
農場遺構#61
 ※ 2011.5.5 撮影

ここではナシ以外にもリンゴやモモなど多くの果樹があり、その収穫期になったら本棟前に露店を出し、
職員や学生が交代交代で店番に出て、訪れる人に販売してくれました
農場らしく珍しい花の苗なども時期ごとに販売されていましたので、とても人気がありました

何時、何を売り出すかはそのとき次第、直前に本棟前にポスター貼出しで告知が出るだけなので、
”時期”になると、いつもは閑散としている農場本棟前に人だかりができてきます
昔は私の住む町内会でも、自発的に輪番で”ポスター番”をしに毎日通っていまして、
売り出し情報をキャッチすると回覧板が回ってきました・笑
何しろ1箱ン百円で 『安い』、『美味しい』、『珍しい』 ので大人気、あっという間に売り切れています
頃合いになったら、私も母と犬を連れてほぼ毎日通いましたが、2~3年に1回は買いそびれていました


・・・・・などなど、モロモロいろんな思い出を振り返りつつ一巡させていただきました



テーマ:お散歩日記 - ジャンル:写真

安満遺跡
先月27日、近所の安満遺跡公園が全面オープンしました

安満遺跡#0
 ※ この案内図は市役所のHPから拝借しました

再開発という話を耳にしてから紆余曲折、なんだかんだで30~40年かかりましたかねぇ

元々は京都大学の広大な演習農場があったところで、周辺の開発が進んでも都会地の田舎をよく残していて、
私の家からも徒歩5分圏、中学生の頃から犬を連れてしょっちゅう散歩に出掛けていた場所であります
安満遺跡#1 安満遺跡#2
 ※ 1968.4.7 撮影

特定区域以外はほぼ出入り自由、木陰や原っぱも多く、実にのどかに居られる所でありました
風情ある研究棟などもそのまま残っていて、よく写真も撮らせていただいておりました
安満遺跡#4
 ※ 2002.11.17 撮影

そこに弥生時代、縄文時代の大規模集落の遺跡の全貌が見えてきて、京都大学の農場移転の話も重なり、
残された広大なその土地をどう再利用するか、駅近の実に好立地なだけにすったもんだ・・・・
サッカー競技場を誘致する、大規模遊園地を誘致する、などバブリーな再開発案が当初優勢でしたが、
できるだけ自然を残した緑地公園、市民の憩いの場にしよう、という案で決着しました

こうしておけば、地中の遺跡を破壊することなく、後世に大規模な発掘も行うことも可能です
また、京大農場時代の風情あるいくつかの教棟も、一部は展示施設やショップに、
一部は教育施設時代に復元保存されることになり、何より嬉しい展開となりました

2015年になって京大農場は閉鎖され、本格的な遺跡保存の発掘調査と周辺整備工事が始まりました
翌2016年には具体工事計画が本格始動し、工事柵の外側から遠く眺めることしかできなくなりました
2019年になって、全体の何分の一の一部区域ですがプレ開放できるようになり、市民に開放されました
安満遺跡#3
 ※ 2020.3.25 撮影

ま、そんなこんなの長いイキサツのある私にはお馴染みの、因縁のある場所へ先日出掛けてみました
今年は例年になく春が早く、そして気温も高く、まるで初夏を思わせる陽射しでしたので、
小一時間、「こんな風になったのねぇ」 とサラリと見て回ってみただけで脇汗をかいてしまいました

約2年前の第一次オープン時には西側からのアプローチで、全体の2割程度の広さで開放されました
今回は残り全域を一気に開放、広大な敷地の全貌を楽しむことができます
南側には新たに駐車・駐輪場が設けられ、公園アクセスの入口もオープンしました

この南入口は元々の農場時代に正門があった場所で、私が散歩で訪れていた頃にはここから入っていました
安満遺跡#5

公園としてはまだ整備途上ですので、ガラーンとした芝生広場が広がっているばかりに見えますが、
チマチマした構造物は極力廃し、広々とした空間を楽しめるように整えてゆくそうです
奥の方には修復整備されてきれいになった農場時代の建物が元の位置のまま残されているのが見えます
通路は設けられているものの芝生内への立入は自由、この日は多くの家族連れが三々五々好きな場所で憩っていました

農場時代に入場したらこのメインストリートを進んで入っていましたが、
当時は道幅が倍ほどあり、外側に低い土塁があって、見事な銀杏並木になっていました
安満遺跡#6

その通路に立って目を細め正面に本棟を眺めると、以前の農場時代の景色が抵抗なく再現できます
よくここまで雰囲気を残して保存整備してくれたものと、嬉しくなりました。

安満遺跡#7
 ※ 2013.12.22 撮影

今回は全貌を見せた遺跡公園の旧農場教棟周りを短時間巡っただけですが、
予想していた以上の”記憶の再現”ができる良好な新装状態に些か感動しました
遺構保存の一つの方策と評価してもいいんじゃないかな、とも感じました
すぐ近所にこのような絶好の散歩コースが復活できたことを実に嬉しく感じます
これからは健康のためにもしばしば散歩で訪れようと思った次第で、
コロナ禍のもと、なかなか身動きが取りにくい世情ですが、
自治体からのありがたいプレゼントを思いっきり享受したいと思います

この日見て回った旧農場時代の建物群については、別途レポートさせていただきたいと考えています



テーマ:お散歩日記 - ジャンル:写真

迷惑メール
相変わらずPCにスマホにとありとあらゆるルートで迷惑メールが届いています
『購入代金払え』だとか、思わせぶりのイロケで誘いに来たり、長い英文で仮想通貨支払請求とか・・・
当然身に覚えはないし、差出人の”何ちゃらホニャララ.com”に心当たりも無いし、
一体誰がこんなもんに引っかかるのかなぁ、と都度面倒くさいけど即削除しています

次々に新手のアタックが”開発”されていますが、
小耳にはさんではいたのですが、まだ来ていなかった『宅配便配達詐欺』メールが、
1週間程度前頃から遂に毎日1~2通、私んとこにも来るようになりました
今んところ3パターンほどの種類がありますが、いずれも相手サイトに誘導するモノです

迷惑メール#1 迷惑メール#2
 ※ どうやら同じドメインから無差別大量に発信されているようです


宅配で現金なんか来るわけないし、ましてや現金貨物なんて違法じゃろ
そもそも弁護士なんて頼んでないし、何で配達先住所を訊いてくんの?
ツッコミ所満載のボケナスメールですね

ホントにこれで引っかかる人なんて、いるのかなぁ・・・・・   (?_?)



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ワクチン
4月に入り、初夏のような日が続いておりますが、
定点観測で見ごろだった桜も、この1週間で満開を越えてすっかり葉桜になってきています
今度の日曜は本格的な雨模様の予報ですので、これが花散らしの雨となるのでしょう

そんな季節の移ろいを感じているところに、今日 『新型コロナワクチン接種のお知らせ』 が届きました

ワクチン#1

案外早いなと感じつつ、さてさてどんな塩梅で注射して貰えるのかな、と中を見てみましたら、
接種クーポンは入っていたものの、具体的な申込方法や接種場所・機関、接種時期などは案内されておらず、
『追って沙汰するので、暫し待て』 ということしか分かりませんでした
要するに、『注射はしたげるけど、まだ何も決まってませんねん』 ということでした、、、、やっぱりねぇ (・・、)

ワクチン#2

月一で通っているクリニックのセンセも、『ボクもまだ打ってまへんねん』 ということですし、
「接種の動員かかってますのん?」 『やってくれる気あるかなぁ、という声かけはあったけどな』 といった具合です

噂に聞く 『高齢者も6月にならんと始まらんぞ』 という話が現実味を持ってきた気がします
某機関のAi接種見込シミュレーションでは、当地での私の分類グループは6月~7月と見込まれていますので、
具体的な申込受付情報が出るまで気長に待つことにするしかないですね

迷走を重ね、後手後手の目立つ施策のなか、半信半疑でずっと過ごしてきたこの1年半、
欠かすことなく年に2~3回会っていた学生時代からの友人との会食は、
連絡を取りあって皆で”自粛”することにし、一昨年の秋から全く会えておりません
最近は 「生きてるうちにみんなで会えるかなぁ・・・」 が合い言葉みたいになっていて、
何とも切ない日々を過ごしておるのですよ



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