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当時から懸念されていた馬鹿げた開発事業がこの度中止と決まり、あの景観が残されることになりました。


これで騒ぐだけ騒いだプロ市民やエセ環境団体は潮を引いたようにいなくなることでしょう。
やっと静かなあの景観が長く楽しめることになりますが、住民の生活面の不便さや急速に進行する過疎化を考えると、
新聞記事によりますと課題は残ったまま、現況では利便性向上が望めないため今後の環境整備は欠かせないようです。
あの再開発計画では景観を壊し、観光施設を建設し、バイパス道路を作るという浮かれバブルそのものでした。
先ずは環境破壊を防ぐというのが反対運動の第一義、バイパスでここが単なる通過点になるのを防ぐのが第二義でした。
しかし、根本問題としては、再開発の有無にかかわらず過疎化と地域内交通の不便さの改善があったのです。
地元の人にぶっちゃけたお話ということでお聞きしますと、こんな不便な町で、これといった目玉産業もなく、
観光産業もこれ以上の飛躍が望めず、若者がどんどん地元を離れていくので、寂れてしまうということでした。
地元にとって一番必要なのは、観光環境保全をした上で町としての利便性向上です。
決して「ポニョの思い出」や「坂本龍馬の逗留」という過去遺産の情緒だけではないのです。
保命酒という伝統産業があり、鞆の浦という良港と観光スポットを持っている優良な土地です。
かつて、ここまでは福山から鞆鉄という鉄道が通っていました。それだけの価値ある土地なのです。
問題は町の交通が不便なだけ、それだけの資産を活かした町の活性化はやってやれないことはないはずです。
知事、市長をはじめとした行政の、よき資産を残した上での前向きな活性化策を期待したいものです。
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地域の活性化はなぜそうなったかという問いかけの上で
考えねばいけません。日本全体の一極集中が根底にある
ので、ここだけの対策ではなかなか浮上できないでしょう。
この地に限ったことではありませんが。
地元の人たちとお話しすると、やはり若い人がみんな出て行ってしまうのでどうにもねぇ、というのが多かったです。
若い人が車を持っても町中は走りにくいし、遊べるところも少ない、だから住みたいとは思わないようです。
折角町としてのの魅力が保全できたので、少なくとも住んでいる人が住み続けたいと思えるようにしないと、
衰退は免れないでしょうね。根本的な問題解決によりきめ細かい支援が必要でしょうね。
道が良くなると過疎と不景気はますます進むので、まずは一安心といったところでしょう。
町の賦活なるかは今後のアイデア次第ですね。
アイデアが実を結び、メディアが取り上げるようになって再生した町も結構ありますから。
町に人が来て、散策してくれるようにするには、という工夫と、その相手を地元の人がするという支援が要りますね。
先ずは年寄と女の間で話題になるような広報戦略からでしょうかしらね。起爆剤は女ですからねぇ。
以前プログで紹介された地だったので、良かった~、との思いと、でも、これからどうなるんだろうか?と複雑な気持で読みました。
色々な問題が、上手く解決できます様にと思っています。
反対派がそのエピソードを上手く利用したということもあるでしょう。私自身はその面からの評価はさほどしていないのですが。
取り敢えず、これでとんでもない暴挙は一段落、改めてどうするかの対処のスタートラインに着けたということでしょう。
今後の検討においては、地元住民の将来に資するよう、地に足のついた地道な議論を展開していただきたいですね。
鞆の浦を見に来ても其処に留まって滞在するタイプにしないとお金も落ちないだろうし。
現地を見たことが無いので如何すればという案も浮かびません。
その町の特性を活かした町作りってのもできると思うのですよ。仰るように滞在型エリアに属するってことが
観光で繁盛させるキモかなと感じています。そのためには近隣地域での連携ってのが必要ですよね。
常夜燈と雁木桟橋だけでは単なる立ち寄り場所、アクセスが不便ならそれだけで来ようとは思わないので、
気まぐれな観光客向けには、単純なガラガラポンではない、より広域でのプロデュースが期待されます。