当時はバスの通っている国道を外れると、道筋はこんな感じでした。
まさに山間に分け入って行く趣でありす。

道は真っ直ぐではありませんので、
くねった道が交差するあたりにはこのような案内看板が出ておりました。

とにかく寒い!
1度休憩しましょうかと喫茶店に入り作戦会議であります。
・・・・が、なんと!
この日は寂光院には入れない、という話を店員さんから聞かされたではありませんか。
大雪のため寂光院内を案内できないそうであります・泪

仕方ないねぇ、周りを彷徨いて早めに宿へ行こうかということにして、
その辺りを見て回ったのであります。



結局翌日も入場かなわず、雪の大原で宴会をしただけで帰ってきたのでありますよ。
後年、寂光院は不審火で全焼しましたので、この時に入れなかったのが
返す返すも悔やまれるところであります。
1974. 1. 26 京都 大原 寂光院界隈
NIKON F / NIKKOR-Auto 28mm F3,5 / KODAK Tri-X Microfine 8.5分
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どんどん、モノクロが好きになります。
当時に比べれば、レンズとフィルムの進化が著しく、現在のモノクロレベルは非常に高まっていると思います。
ただ、フィルムにディスコンが相次ぎ、写真用紙が選択不能レベルになっているのが、辛いところです。
デジタル処理を併用し、上手くつきあって行く模索が続くと思いますが、モノクロジャンルが廃れるとは思っていません。
思い出でしょう。
私の心情としては寂光院のみをピンポイントで狙っていったわけではなく、
大原というゾーンで考えていましたので、悔しさも2割方というところでしょうか・笑
焼ける前に寂光院を見ておきたかった、というのがどうしても残りますけどね。
秋に伺いましたが当時は余り観光客もいなかった記憶があります。
お祭などのイベントでもない限り大したことはありませんでした。
40年前ですと、私が行ったこの時と余り変わりはなかったでしょう。
ただし、雪はなかったでしょうがね・笑