一般にはこの写真の左側が”メロンパン!”、右側は”メロンパンもどき?”、なんて思われる方が大半でしょう。
何たってメロンパンには、形や色や模様や大きさや味付けに千差万別の種類がありますから、イメージでね。、

これは京都のパン屋さんで売っていたものですが、左を 「サンライズ」、右を 「メロンパン」 と言います。
「サンライズ」 は “あっさりメロンパン”、「メロンパン」 は “メロン風味のメロンパン” という感じでしょうか。
サンライズの方が少々大きくて150g、メロンパンの方は餡(クリーム)が入っていますが100gでした。
いずれも白い生地の部分はふわふわでもっちりの腰がある柔らかさで、同じ焼き窯で焼いているようです。
サンライズと言えば神戸由来云々の蘊蓄話をよく耳にしますが、実は神戸ではあまりこの呼び方をしません。
「サンライズ」 と言って、『あぁ、あれね』 とピンと来る人は京滋広(京都、滋賀、広島)3府県が突出しています。
次いで分かる人がそこそこというのが、愛媛、岡山、兵庫、奈良といったところでしょうか、、、
近畿圏でも大阪や和歌山での認知度ははイマイチ、瀬戸内優勢で日本海側は薄い感じです。
他の都道県では殆どの人が 『それ何??』 という反応になると思います。
パンを半分にして中身を見てみたら、こんな感じです。

これを見てどう思われるかは様々でしょうが、
まぁこんなのもありますよ、こちらではこう呼び習わしてますよぉってことで流して下さい・笑
ちなみに、黄色い方(サンライズ)には、世間で言うメロンパン定番の砂糖はまぶしてありません。
両方とも皮はしっとりとした生地なのでありますよ。
こういう風習もあるということで、無粋でマジギレのような突っ込みは、なしね (^^ゞ
FUJIFILM FinePix S5Pro / TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 LD XR DiII [IF] MACRO (A14)
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油で揚げたアンパンもこちらでは普通です。ドーナッツとは別物です。
ご当地ものとしては竹輪パンもあります。竹輪が丸々入ってますよ!
揚げパンはこちらでもありますよ。揚げドーナツとか揚げあんパンとかスツルトとかいろいろ。
揚げかレーパンは、多分全国区で存在するんでしょうね。
名前だけで何じゃこれという極めてローカルな地パンは、当地でもドッチャリ・笑
羊羹を使ったものなら西関東から東海地方にもシベリアってのがありますね。
いずれも当地にはない「珍」なるものですが。
私らでも、出かけた先で「なんや、これ!」「なんでやねん!」と
違和感満載で突っ込みたくなることも、しばしばですから。
餡入りメロンパンにびっくりする人も多いようですが、大抵は白餡、
インゲン豆とかエンドウ豆の餡子が多いのですが、こいつはクリーム、
それもメロン味のカスタード系のクリームが入っていて独特の味です。
これだから、ご当地メロンパンの探索はやめられませんね・爆