たまたま通りかかったJR高槻駅の北側、徒歩5分ほどのところにある、
旧字名を古曾部という古墳周囲の斜面にある住宅地です。
ここは昭和に住宅街となり、昭和30年代に建て込んできた地域で、その頃の香りが色濃く残っていました。
JRの駅前は再開発の高層マンションなどが建ち並び、じわじわと平成が頭に被さるように浸食してきていました。

坂道を下りきった丁字路の角には立派な二階家が建っていて、
その漆喰と板張りの壁が何ともいい風情でありました。


次の写真は今年の正月に表通りを歩いた時に、ちょっと覗いて撮ったその二階家ですが、
確かにその時にはこのような昭和のアパートが建っておりました。

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たまたま昨日、ここを通り抜ける用事があって、坂道を下り、丁字路を右折して通り過ぎてから、
「ん!?! なんか違ってる気がするなぁ・・・・」
振り返ると、何とあのアパートはきれいに取り壊されて更地になっていました。

今年になってから取り壊されたようですが、結構広い敷地ですね。
敷地を二~三分割して建て売り分譲でもするのでしょうか。
周囲のお宅もすっかり建て替わって新しい戸建てになっていますので、
ここも今時の住宅になり、今時の人が暮らし始めるのでしょうか。
高槻は有史以前から人の住む古い集落から発展してきていますが、
昔はおろか、昭和の匂いも消えていきそうな気配になってきました。
2012年2月 SONY NEX-3 / E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
2014年1月 PENTAX Q7 / PENTAX-01 smc PENTAX 8.5mm F1.9 AL [IF]
2014年12月 Nikon Df / AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR
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旅行に行っても、古い旅籠に泊まりたがります。
ヲンナは便利さや快適さ、使いやすさ、住みやすさが
選択基準なのでしょうか?
けだし名言と感じましたが、現在の住居を建て替える時に親の希望を聞いたら、
父は思い出話でイメージを語り、母はTVで見たシーンを嬉しそうに語り、
結局具体的な施工図には反映できなかったのを思い出しましたね。
しかし、いざ建て替えた家に移ると、そこは住めば都、喜んで暮らしてました・笑
多分、もうやってないですよね。ヤクルトおばさんも見ませんね。
学研のおばちゃんも。
牛乳配達は、私の町内では今も明治のが回ってきて宅配していますよ。
ただ、私が乳脂肪アレルギーなので、ウチではとってませんけどね。
ヤクルトは見かけませんね。学研は、、、そもそも町内に学齢児がいない・泪
しかたのないことなのでしょうが
牛乳受けの箱は残して欲しかった・・・
でも、写真が残っていますね
牛乳配達のヒトも
ヤクルトのおばちゃんも
現存してますよ。
生前、親父が飲んでいたので、配達してもらっていたんです。
止めてから外しそびれて、今でもそのままになってましたね。
今では時々アホが飲み干した空き缶を放り込んでゆきます・怒
私のいる町内は高齢化が進み、一番近いスーパーまで10分はかかるので、
瓶ものの重い液体を毎日買いに行くのが辛い人が多いのが要因かな。
我家にも時々配達業者が営業掛けてきますので、すぐにはなくならないと思います。
一時衰退しましたが、世間では買い物弱者に対する宅配事業が注目され出しましたね。