
この時期になると、何となく気になって青果店の店頭をのぞき込むことが多くなります。
「そろそろ “市田の干柿” が出てへんかなぁ・・・・」
そんな待ち遠しい気分になるのであります。

これの味は絶品、私も母親も、そして随分前に亡くなった祖母も大好物だったのです。
入歯でも食べられる柔らかさと、濃厚な自然の甘味に魅了されていました。
身の締まった柿を汁気が消えて小さくなるまで干して、丹精込めて作られた保存菓子です。
おかげさまで軟らかさを保ちつつ、しかもその歯触りはどこを囓っても均一で、
そのねっとりとまとわりつく干柿を一口含むと、口中に上品な甘味がいっぱいに広がるのです。
今年のは7粒入って645円、1粒が90円以上の高価なものですが、
1シーズンに2~3回は買ってくるほど美味しいのでありますよ。
考えてみれば、いつも買ってくるお茶菓子(和菓子)でもこれ以上の値段ですから、
ちょいと贅沢するくらいで納まってくれるので、納得できる “お菓子” です。
今年も上出来を味わわせていただきました。
SONY NEX-6 / SONY LA-EA4 + SIGMA AF 18-125mm F3.5-5.6 D DC
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今朝も、朝飯代わりに一つ食べました。
干し柿は、
その辺の和菓子よりもずっとおいしいと思います。
和歌山葛城の大ぶりの干柿も、柔らかくて滑らか、若干の汁気があってジューシーで美味い。
だから、これも我家の定番ですが、この市田の干柿はからすみのような固軟らかさが絶妙、
とっておきの一品という感覚で味わわせてもらっています。
仰るとおり、下手な手が入ったくどい和菓子よりは余程美味いですね。
¥300くらいでもいいと思います・・・(笑)
個人的な懐事情的には、なかなか難しい問題であると認識しとります・爆
お菓子なのですね。
子供の頃のオヤツは
当時、1個 5円か10円の
馬糞まんじゅうが、私の中の最高でした。
干し柿は、こんなにオシャレじゃなかったな〜
何かシワクチャで硬くて、悲しかったです。(笑)
丁寧に加工された干し柿でも、私の世代では立派なお菓子なんです。
higeさんより一世代前の私世代では、駄菓子屋のわらび餅や籤飴やたこ焼きが、
最高のおやつ、至福の味でした・笑 私も大人になるまで、干柿ってのは
シワシワで硬いものだと思い込んでいました・汗