今朝の当地は昨夜の雨も上がり、日差しも出て、朝9時には軽く30℃を越える蒸し暑さです。
母をデイサービスに送り出して我家の玄関先を何気なく見渡すと、
梅の木にたくさんの蝉の抜け殻を見つけました。

今年の蝉の初鳴きを聞いたのは先月末頃、
当初はあっちで1匹、こっちで1匹と散発的に聞こえていたのですが、
ここ1週間ほどは、晴れ間が出ると蝉時雨の様相を呈しまして、その賑やかなこと・・・笑
一昨日には、この梅の木には抜け殻がありませんでしたので、
今朝の陽気で一気に登ってきて羽化したのでしょう。

まだ雨で湿っていた庭土をかき分けて深夜に這い出してきたのでしょうね、
新しい抜け殻にはドロがこびりついていました。

近年では蝉の分布が変わったのか、
以前主流だったアブラゼミはほぼ姿を消し、クマゼミが全盛で我が世の夏を謳歌しています。
ニイニイゼミ(ミンミンゼミ)は、20年以上前から見かけなくなりました。
SONY NEX-6 / E 30mm F3.5 MACRO
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こちらは端境期で静かなもんです。(笑)
子供の頃、昆虫採集で蝉とりをしたら、7割がミンミンゼミ、残り3割がアブラゼミ、
そんな感じの割合で、クマゼミとかヒグラシとか大型で羽の透明なのが獲れると、
友だちに見せびらかして自慢したものでした。
お盆が過ぎると、ツクツクホウシが出てきますけどね。
以前庭師の職人さんに言われた言葉を思い出してしまいました。
この梅の木は植えて30年近く経っていますが、その間このあたりの植栽は
枝切りする程度でいじってません。 蝉も安心して眠っていられたんでしょうね。
季節ですね。
毎年蝉の抜け殻が少しづつ増えてきている気がします。 蝉は環境変化に敏感なようで、
昔、目の前の阪急電車高架工事が佳境に入った頃、ミンミンゼミがほぼ絶滅しました。
事情があって、また明日からメキシコです。
彼の地の気候条件がよく分かっていないのですが、多分こっちの方が息苦しいかと・・・
梅雨末期の蒸し暑さは、まるで風呂場かボイラー室かという感じですもんね。
蝉は初鳴きから半月ほど、いよいよ佳境に入ってきて、昼間はうるさくて会話にも支障が出るほどです。
これから2ヶ月ほどは茹だるのに耐える期間になります。 メキシコでも息災にお過ごし下さい。