
私の物心ついた頃から我家の朝食はパン食でした。
はっきり理由を聞いたことはありませんが、なぜかそうでした。
父が土木技術者で、ほぼ現場に出っぱなしで家に殆どいない、
そして、我が家には水道が通じてなくて井戸水だったこと、
母が幼少期を神戸で過ごし、母方祖父がパンとコーヒー愛好家だったこと、
等々の要因が重なり合った習慣だったのかもしれない、と想像しています。
私が幼い頃から長い間、朝食は食パンのトーストにバターかマーガリンというのが定番でした。
たまに目玉焼きかハムエッグがつき、朝から豪華だなと喜んでいたものです。
私の幼稚園の友だちが遊びに来たときに、たまたまちゃぶ台に出ていたトースターを見て 『これ何?』 と訊ねました。
この出来事は良く覚えていて、当時としては珍しかったのかもしれません。
近年、パン屋さんもバリエーション豊かになり、
我が家の朝食にも惣菜パンやサンドイッチが出てくることが多くなりました。
さて、この玉子サンドは、そんな惣菜パンの中でもお気に入りのものです。
ふわふわの分厚い卵焼きとキュウリのスライスをケチャップを塗った食パンで挟んだだけという
実にシンプルなものですが、その味や食感が絶妙、我家のお気に入りです。
提供してくれるのは街中の小さなパン屋さんで、ほかにもいろんな自家製のパンがあります。
こちらのカレーパンも美味しくて人気、日に何度も焼きたて、揚げたてのほかほかを補充しています。
週に何度かはパンを買いに出掛けますが、このお店には相当頻度高く買いに寄ります。
買ってきたときには常温で、トーストもしていませんが、一旦冷蔵庫で保管し、
食べる直前に電子レンジでパックのまま温め、オーブントースターで表面こんがりに焼きます。

今朝はこの玉子サンドを暫くぶりに楽しみました。
半月ぶりくらいかな?・笑
SONY NEX-6 / E 30mm F3.5 MACRO
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マーガリンも今みたいなソフトマーガリンじゃなくて、コチコチの鯨油マーガリンでしたねぇ。
パン食文化の土地柄というのもあるのかしらね。
確かに特徴もなく、ムリして開店したようなところは閉めてますが。
このお店はパンの耳は店頭に並んでいませんが、リクエストして在庫あれば譲って貰えます。
ここの食パンは自家焼きの湯種、もっちりなので、ラスクも美味しいですよ。
黒糖蒸しパンも塩パンもミニメロンパンも、あれもこれも美味しいです・笑
おはようございます。
土曜日の朝、今から朝食をどうするか考えているところですが、これはいい! しかし、タマゴサンド、こちらにはないんですよぉ。ハムとかチーズとかはあるんですけど、やっぱ日本人にタマゴサンドは50mmレンズみたいなものですよね。
考えてみれば、海外ではプレーンオムレツとかスクランブルエッグってのは見かけますが、
玉子焼、巻き焼きの類似料理って見かけた記憶がないですね。
出汁巻きという味付けも、日本独特ですかね。 卵じゃなくて敢えて玉子ってのも・笑
卵とケチャップってのは、お子ちゃまの狂喜乱舞する定番素材ですからねぇ。
年齢問わず好まれ、栄養価も高く、まさにカメラで言う標準レンズですな。
3つのスーパーの中に窯を持っているパン屋さんが
それぞれあるので、今のところ選択肢がありますが
自分のお好みとなると、選択肢が狭まります。
結局、あそこの店は、あれとかこっちは、あれ
とかになっちゃいます・・笑
いずれも街路に面した間口二間余の小さな路面店ですが、私が立ち寄るのは2軒です。
このところ、半年~1年に1軒ぐらい開店し、同じくらい閉店する感じで推移しています。
私が選ぶ美味しいパン屋さんの基準は、食パン、バゲットやフィセル、塩パン、白パンなど
シンプルなパンが美味しいかどうか、美味しいと生地がしっかりできているのが分かります。
それぞれのお店で得意分野がありますので、アレはあそこ、これはここと使い分けています。
私がいつも行くスーパー内にも店内自家焼きパンコーナーがあり、値段も税抜き1個100円、
ここもよく利用します。