
私は菓子類の中ではアーモンドチョコが好きである
自宅でアーモンドチョコが切れると、何か落ち着かない
時折大人の駄菓子屋を覗いて、そのときに気になったのを買って帰る
そして、冷蔵庫にストックが何袋かあると、なぜか安心して心が落ち着く
私は、チョコと言えば誰もが思い浮かべる超メジャーなメーカーのはあまり買わない
写真はたまたまあった現在の冷蔵庫在庫であるが、それぞれが個性的な味で楽しめる
名糖のなんかは超ビター、殆ど甘みを感じないチョコに包まれていて、刺激的だ
実は私、小学校3年生になるまでアーモンドチョコの存在すら知らなかった
チョコと言えば5円、10円で買える駄菓子屋の”チョコ風味の駄菓子”だった
同級生の女の子に”ええとこの子”がいて、その子が時折”板チョコ”を食べているのを見て、羨ましかった
小学校の3年生になる頃、父親の転勤で盛岡に転居し、私は転校生となった
そこでの初めての遠足に行った時、おやつは一人1種類だけ、○○円以内という制限の中、
私は森永のミルクキャラメルを1箱持っていった
クラスメートたちもキャラメルとか煎餅というのが多かったと思う
実は、遠足の暫く前に盛岡市内のキャラメル工場に課外授業で見学に行っていたので
異様にキャラメル比率が高かったのかな、と推察している
そんな中で一人、女の子が板チョコらしいのを持ってきていた
その板チョコには多分6個のこんもりした山が膨らんで載っていて、
私は初めて見るその姿を不思議そうに眺めていた
その子が気付いて、交換を申し出てくれたので喜んで受けた
キャラメル1個と交換した1山のそのチョコを頬張ると、何とも言えない食感が口中に広がった
そのとき食べたのがアーモンドチョコ、その香ばしさと甘さと歯触りは衝撃の初体験だった
銘柄が何だったかは忘れたが、その子が教えてくれた「アーモンドチョコ」という名は記憶に深く刻まれた
あれから60年以上経つが、その記憶は今でも尾を引いて強く残っている
今でもこれらのアーモンドチョコについつい手が出てしまうのは、
幼少期の駄菓子のチョコ風味を舌が覚えていて、あの遠足の時の衝撃が合体し、
深~い心の深層に本能レベルで刻み込まれているからかもしれません
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アーモンドチョコはグリコかロッテが最初だったと記憶しています。
私はチョコレートは明治!のCMに感化されて明治がおおいなぁ。
チョコレートはカロリーが高い?と思うので控え目。(笑)
味や食感は、チョコ味のついた落雁と言いましょうか、何となく粉っぽい感触のが多かったですね
私が初めて母にご褒美で買ってもらったアーモンドチョコはグリコでして、これは鮮明に覚えています
私は今でも1日最低3粒かなぁ、大体5~6粒は食べてると思います・・・カロリーは気にしてません・汗
入っているのがありますが、今は、同じのでもグラムが減ったりしているようで・・涙、
うちの冷蔵庫にも、数種類のチョコが入っています。
アーモンドの前は、ピーナッツ入りでした・・笑。しっとりなめらかなチョコの前は、ザラットした感じのチョコでした。初めての給料は、チョコレートを買いました
亜哉さん、仰るように、今では数え切れないほどチョコのバリエーションが増えてきて、味覚も様々です
カカオ豆の高騰もあるのか、手に取るだけで軽くなった袋に溜息、なんてのも多くなってきています
安価なチョコは、何となくジャリッと感があり、その感触だけでお値段が知れるモノではありますが、
子供の頃に感じた無邪気な幸福感を想起させるのもまた真、ついノスタルジーに浸るのであります・笑