桜の花を雰囲気たっぷりにアップで撮りたい、と撮ってみたのを何枚か・・・
やはり枝垂れ桜は絵になりますね。
(1)

満開の桜の木の下に潜り込むとほのかにいい匂いがします。
(2)

このレンズの難点は最短撮影距離が1mであること、これ以上近寄れない。
(3)

このように圧倒的なボリュームの花を撮ると、迫力ある絵面になります。
レンコン絞りの穴が一つ一つの絞り込み効果を持つのかボケは比較的輪郭がはっきりします。
形が分かるようなボケで、一つ間違えるとざわついた煩さになると思うのですが、
ソフトレンズの収差効果で独特のぼやけ方になります。言ってみれば「アメとムチの併用」か、
これがイマゴンタイプの特徴でしょうかねぇ、華やかな写真になるようです。
(4)

Bessaflex TM Silver / EBC FUJINON SF 85mm F4 / FUJICHROME FORTIA SP (ISO 64)
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ウマイなぁ~ホントに!
私にはこういうのもありですね。こういう邪道は許せんと言う方もいますけどね・爆
過度のソフト感は、やっぱりねぇ。微妙さが難しいところでしょうか?
このレンズは絞りの選択が難しいんだわ。近くは絞って遠くは開けて、
或いはその逆で、なんて法則は成り立たないんですよ。
一絞りで効果が全然違っているので、相当悩んでしまいますよ。
念を入れて絞前後3枚くらい撮っといた方がいいかもですね。
アタシはそんな邪魔くさいこと嫌いなんで、一発勝負ですけど・汗
ぶれ・ボケでない中央のほんわか淡い花弁が桜ですね。
ただでさえピント合わせが難しく、「ん?! この辺でいいかな」
なんて自信なげに合わせたところからもう一回ずらさないといけないですから。
foresterさん、よ~く見たら結構個性的な描写をしてるでしょう?
これで女性を撮るとあら不思議、シミやシワが消えてお肌すべすべ、
それでいて妖艶な小股の切れ上がった目元なんかが写ったりして、
昔から後家殺しレンズといわれておりますよ・笑
さすが古狸・笑
レンコン絞りソフトは610さんにいただいた
コダックの不思議なのがあります。これとは
また別の感じですが、たまには使って見ます。
用もないのにこんなブツブツ穴をわざと開けるわけないし、
戯れでこんな穴開けて金とって売ったらバチがあたろうというものです。
この穴の必然性は? なんて試行錯誤しながら撮ってみるのも乙なものでしたよ・笑
フレアーが規定の幅でバシッと出ますと云う感じで
なんだか使いにくくて、つい持ち出すのがおっくうになります。
写真はいずれも濃厚重厚で、これで年増を撮ったら見事なもんでしょうね。
この濃厚で妖艶なソフト感は隠微な匂いさえ漂ってくるようです。
後家殺しレンズの異名はダテではないと改めて痛感した次第であります。
確かに撮影までの腹くくりと儀式が何とも煩わしいですが、これも味のウチ?
スイートスポットはかなり狭い範囲ですので、外れは覚悟のうえ、
それでも中った時の快感を求めて、、、、まるでギャンブルですね・笑