一里塚|シャシンとカメラのお板
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脇町のうだつ
それでは貞光を後にして、今度は吉野川を10kmほど下ったところにある脇町に行ってみます。
脇町につきましては、先に黄門まつりでご紹介しましたが、ここもうだつのある町で有名です。
こちらは貞光と違い、上がっているうだつの大半は一重のものです。

(1) 脇町のうだつ#1

うだつは一重ではありますが、その造りの凝り方は貞光に負けていません。
立派な小屋根に瓦を載せ、鬼瓦まで付いています。

(2) 脇町のうだつ#2

(3) 脇町のうだつ#3

こちら脇町の建物は屋根が外に湾曲している独特のカーブを持っています。
同じうだつの上がる町で10kmしか離れていないのに建て方もうだつの付け方も違います。
やっぱり相当張り合っていたんでしょうね。

(4) 脇町のうだつ#4


MINOLTA DYNAX 3L / MINOLTA AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5D / NEOPAN 400 PRESTO ND-76 1:1 23℃ 8分


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テーマ:建物の写真 - ジャンル:写真

コメント
この記事へのコメント
家にどうだこれは!!と言う見栄もあるのでしょうか・・
でも、それが、粋に感じます。
少ないですね・・今は
2009/10/20(火) 20:57:33 | URL | nonakadesu #-[ 編集]
でも、考えてみると見栄なんですよね(笑
これを立てた職人も、背中に施主の熱い視線を感じて仕事したんでしょうね。
なんかツライな その辺の機微まで感じると。
真っ白なのが余計にツライですわ。。。
2009/10/20(火) 21:02:13 | URL | めだか猫 #grGQ8zlQ[ 編集]
nonakaさん、棟割りでもなく、隣家とゆったり間をとって、
こうなると防火壁としての機能よりも装飾要素ですよね。
まぁ、「ウチはこんだけのもんができましたんですよ」という見栄でしょうね・笑
またこの町自体がそれを「偉い!」と褒め称える文化を持っていたんでしょう。
2009/10/20(火) 21:21:26 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
猫さん、成功した人って何か形に遺したいと思うじゃないですか。
銅像建てたり石碑建てたり名前をつけた文庫作ったり豪邸建てたり、
ここではそれがうだつなんでしょうな。
成功のシンボルですから頼む方も請ける方も真剣勝負、
職人は水乞いしてして現場に臨んだかもよ・笑
2009/10/20(火) 21:35:33 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
こちらも立派なうだつですね。
これを作る職人さんの技と、職人さんに気持ち良く仕事をさせる依頼主さんとのイイ関係なんでしょうね。
凸の屋根って珍しいですね、初めて見ました。
知っている屋根は凹でした。
2009/10/20(火) 22:21:50 | URL | maimai #/.OuxNPQ[ 編集]
こんばんは。
なるほど。防火というより成功のシンボル的意味合いが強いようですね。
これまでの写真を拝見してると2階は漆喰で塗られ倉っぽい造りが多いようですが、
実際もそのような用途だったのでしょうか?
2009/10/20(火) 22:26:06 | URL | kazu #4705bX82[ 編集]
maimaiさん、整備が進んでいる分、こっちの方が見物はしやすく、
内部の立派な作りまでは意見できて観光という目では分かりやすかったですね。
造りについては一重二重の差はあるものの甲乙つけ難い見事なものです。
この屋根の丸みは最初に見た時には軒が垂れてしまってるのかと思いました。
こういう造作にしてるんだと聞いて「ふ~ん」・・・理由はは分かりませんでしたが。
普通はmaimaiさんが仰るように軒反(のきぞり)と言って凹になるんですけどね。
2009/10/20(火) 22:32:31 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
うだつもさることながら、見事な瓦屋根ですね。
このカーブを出せる職人さんって、今じゃほとんど居ないと思いますよ。
私のところのような、建売住宅全盛の地区には皆無でしょうね。
2009/10/20(火) 22:35:50 | URL | FBC #Hgjj5DXw[ 編集]
kazuさん、ここでは成功の証がうだつということになってるようですね。
二階は元々予備室、備蓄場、季節ものや儀式用具をしまう納戸、
そのような用途であろうと想像しています。居室として使うのは
旅館や料理屋のような席客商売、下宿人や居候にあてがう用途が昔は多かったと思います。
二階が主たる家族の居住空間になるのは住居地に余裕が無くなってからのこと、
昔は平屋で生活するのが当たり前でしたから。
2009/10/20(火) 22:44:11 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
FBCさん、この屋根の微妙なカーブは見事な精度で作られていますね。
一部で内部を見せていただけましたが、柱や梁は自然木の曲がりを上手に使い、
主たる柱や梁にいわゆる角材や角柱は殆ど使われていません。
木の自然に持っている一番強い形で組み上げる大工技術の粋ですね。
2009/10/20(火) 22:53:56 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
うだつのある店蔵・・意匠+防火=ステータスなんですね。村田町の店蔵は、うだつのあるところはないのですが・・店蔵+門=ステータスかな?
2009/10/20(火) 23:36:13 | URL | 亜哉 #6Rfj3HqM[ 編集]
最後のカットが象徴的ですね。いかにもすっきり
抜けた空にこの建物、とても良いであります。
2009/10/21(水) 00:27:30 | URL | kan #mQop/nM.[ 編集]
亜哉さん、功なり名を遂げた人は何らかの形でそれを遺したいと思うのか、
手近な住居のどっかに凝る傾向がありますね。地域によってそれは様々ですが、
屋根瓦だったりうだつだったり玄関だったり客室だったり蔵だったり門構えだったり。
やたら立派な蔵の目立つ町とか、やたら凝った鬼瓦の目立つ町だったり、見飽きませんね。
2009/10/21(水) 08:35:35 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
kanさん、建築物、特に和風建築物はすっきり晴れ渡った青空に実に映えますね。
シンプルなバックのキャンバスに描いた造形物の華麗さはまさに一幅の絵でありますな。
2009/10/21(水) 08:39:32 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
貞光・脇と見ましたがうだつにも色々ですね。
純和風だから際立つのであって、洋風?の我家には向かないというか場所が無い。
うだつも上がらんかったからなー(涙。
2009/10/21(水) 09:51:52 | URL | forester #2ukxmIo6[ 編集]
こうやって横も後ろも窓が無いと、風通しが悪いように感じますが(笑)。
後ろは、きっと開いているんでしょうね。
2009/10/21(水) 10:13:58 | URL | サムスル #8f0QfD5U[ 編集]
foresterさん、うだつが似合うのは間口が広く重厚な日本家屋、
蔵造りのような感じでないと取って付けたようになって見栄えがしませんね。
うだつがあがらんと嘆かないで、う敢えてだつを上げんかったと言い張りましょう・笑
2009/10/21(水) 10:45:40 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
こうやって見ると、本来の目的の「延焼を防ぐ」って意味が分かりますね!よく考えたわ。
しかもそれをステータスに変えちゃうなんて発想が日本人にあったのが面白いですね。
「粋」なんてすかね?
現代人にはなかなか無いですよね。
2009/10/21(水) 10:51:52 | URL | doru #-[ 編集]
サムスルさん、昔の街道筋では高貴なお方を見下ろさないように行政指導があり、
建前上は民家の2階居住室は無いことになっていました。だから窓は防火蓋窓か密な格子窓、
横は防災上窓なし、その代わり裏には高窓があることが多いですね。
(4)写真でも裏の方が二階の軒が高くなっています。街道筋以外では二階に縁側なんてのもありです。
街道筋以外でも江戸の大名登城路や京都の本通りでの牛車道では二階はご法度でしたね。
2009/10/21(水) 10:56:55 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
doruさん、うだつの仕組みをじっくり見ると火災が延焼するのをどれだけ恐れてたか、
そういう成り立ちがよくわかりますね。今で言うビル街の防火壁みたいな機能ですから。
うだつが発達したのは西日本、これは豪商が羽振りを利かせたのと地域的に重なりますね。
豪商は在庫(現物)を大量に抱え、コントロールして流通させる力がある商人ですから、
その「商品」を守るシンボルがうだつになるんじゃないかなと思います。
よそが焼けてもうちは残って商売できる。最高のビジネスチャンス! したたかですね・笑
実業こだわりのシンボルですね。虚業が肩で風切る今時では鼻で笑われそう。
2009/10/21(水) 11:04:50 | URL | 管理人[MADAM] #.Q7UDCiU[ 編集]
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